翻訳と辞書 |
ONIOM ONIOM(オニオム、our own N-layered integrated molecular orbital and molecular mechanics)法は、諸熊奎治らによって開発された計算手法である。ONIOM法は複数のレベルの手法を組み合わせるハイブリッド法であり、分子/系の異なる部分にそれぞれの手法を適用し、短縮した計算時間で信頼できる構造とエネルギーを計算することができる。扱える計算手法には非経験的手法(ab initio QM)や密度汎関数法 (DFT)、密度汎関数法に基づくタイトバインディング法 (DFTB)、半経験的手法、分子力学法 (MM) がある。階層レベルは2つ(QM/MM)や3つ(QM/QM'/MM)などが選べる。この階層構造をタマネギに例えて命名された。 ONIOM法は生体分子系や遷移金属錯体、触媒に対して特に有用である。 ==ONIOM法をサポートするプログラム==
*Gaussian *NWChem
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ONIOM」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|