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OOSE ( リダイレクト:オブジェクト指向ソフトウェア工学 ) : ウィキペディア日本語版
オブジェクト指向ソフトウェア工学[おぶじぇくとしこうそふとうぇあこうがく]
オブジェクト指向ソフトウェア工学 (オブジェクトしこうソフトウェアこうがく、OOSE、) は、オブジェクト指向ソフトウェア開発方法論であり、1992年頃にObjectory AB 社において、イヴァー・ヤコブソンなどの人々が開発した。
OOSEはユースケースをソフトウェア設計を主導する概念として採用した、最初のオブジェクト指向開発方法論である。
OOSEでは、オブジェクトモデル化技法 (OMT) で使われている設計の概念群も、採用している。
ヤコブソンは、著書『オブジェクト指向ソフトウェア工学OOSE : use-caseによるアプローチ』 (原著は1992年刊、日本語訳は1995年刊、2003年再刊) でOOSEを説明している。
== Objectory AB と Objectory と OOSE ==

イヴァー・ヤコブソンは1987年に、それまで勤めていたエリクソン社を退職して、Objective Systems 社を創業した。
Objective Systems 社は、ヤコブソンが中心となってソフトウェア開発方法論Objectoryを開発した。
1991年にはこの会社の株はエリクソンが過半数を取得し、社名は Objectory AB に変更された。
Objectory AB 社に在籍していたヤコブソンなどの人々は、Objectoryをもとにしてオブジェクト指向ソフトウェア工学 (OOSE) を開発した。
Objectory AB 社のチームは、OOSEの開発方法論の実践を支援するツールを開発した。
このツールが市場で成功を収めると、他のツール開発企業もOOSEのサポートをするようになった。
Objectory AB 社は、その後1995年に Rational Software 社によって買収された。
その際に Rational Software 社 は、OOSEの開発方法論とモデル図の記法とツール群を引き継いだ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オブジェクト指向ソフトウェア工学」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Object-oriented software engineering 」があります。




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