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Organization of Petroleum Exporting Countries オペック(石油輸出国機構) =========================== 「 OPEC 」を含む部分一致用語の検索リンク〔 1 件 〕 ・OPEC : Organization of Petroleum Exporting Countries オペック(石油輸出国機構)
石油輸出国機構(せきゆゆしゅつこくきこう、、略称:OPEC(日本語発音:オペック、アメリカ英語発音: オウペク))は、国際石油資本などから石油産出国の利益を守ることを目的として、1960年9月14日に設立された組織である。設立当初は、イラン、イラク、クウェート、サウジアラビア、ベネズエラの5ヶ国を加盟国としていたものの、後に加盟国は増加し、2016年現在では13ヶ国が加盟している。世界最大のカルテルとされる。なお、オーストリアは加盟国ではないものの、石油輸出国機構の本部は首都ウィーンに設置されている。 == 目的と組織 == 石油輸出国によって結成され、輸出国の利益を守ることを目的とする。1970年代には石油の価格決定権を国際石油資本より奪い、2度のオイルショックを引き起こした。1986年からは石油価格の決定権は自由市場へと移ったが、2007年においても全世界の原油生産量の42%、石油埋蔵量の3分の2を占め〔2009年 エネルギー白書 第2部 第2章 第2節 一次エネルギーの動向-1 〕、石油供給の鍵を握る存在である。このため、生産の調整などによって原油の価格に影響を及ぼすことができる存在となっている。また、加盟各国の代表的な原油の価格を加重平均した数値をOPECバスケット価格として発表しており、原油価格の重要な指標となっている。 OPECの最高決定機関は、全加盟国が参加する総会である。総会は6月と12月の年2回開かれるほか、緊急案件のある場合には臨時に開くことも可能である。加盟国の4分の3以上の参加によって開くことができ、全会一致によって決議となる〔日本国外務省 OPECの概要 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石油輸出国機構」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 OPEC 」があります。 スポンサード リンク
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