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65式艦船用レーダOPS-4Dは、沖電気工業製の2次元レーダー。海上自衛隊の自衛艦において、対水上捜索レーダーとして搭載された。 海上自衛隊では、黎明期に運用していた旧海軍哨戒特務艇ではSバンドのSO-8が運用されていたが、昭和28年度計画でアメリカより供与されたブルーバード級掃海艇(やしま型掃海艇)ではXバンドのAN/SPS-5Bを搭載していた。続いて整備されることになった初の量産型中型掃海艇においては、引き続き、短波長で解像度が高いXバンドで動作する国産レーダーの搭載が求められた。これによって開発されたのが本機種である。 当時、日本無線(JRC)を中心として、AN/SPS-5Bの国産化版であるOPS-3シリーズの開発が進められていた。これは護衛艦等への搭載を目的としたSバンドのレーダーであったが、本機種の開発にあたっては、部品点数軽減のためOPS-6のアンテナ架台が流用され、JRCの刻印が入ったままの架台を沖電気が使用していたとされている。システムは下記のような部分から構成される。 * 艦船用レーダ空中線N-AS-36 * 艦船用レーダ送受信機N-RT-22 * 艦船用レーダ指示機N-IP-26 * 艦船用レーダ真方位指示機N-C-89 OPS-4は1959年(昭和34年)より導入された。その後、昭和30年代後半にはより高解像度のXバンド・レーダーが求められるようになった。これに応じて開発されたOPS-9は1966年(昭和41年)に実用化され、本機種の後継となった。 搭載艦艇 *1号型魚雷艇(28PT) *かさど型掃海艇(30MSC) *補給艦「はまな」(35AO) *潜水艦救難艦「ちはや」(34ASR) *砕氷艦「ふじ」(39AGB) == 参考文献 == * 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「OPS-4」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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