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OPTION2(おぷしょん・つー)は、株式会社ディーズクラブが編集、三栄書房が出版する自動車雑誌である。 毎月11日発売。1992年創刊〔国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - Option 2(三栄書房)1992 〕、2015年1月号(2014年12月発売)をもって休刊。 == 概要 == 姉妹誌の『Option』が最新パーツや各社デモカーを大々的に取り上げているのに対し、同じ姉妹紙の『ドリフト天国』と並び、DIYなどのユーザー目線での特集が主立っているところが特徴である〔ただし、ドリフト天国がドリフト主体で記事を扱っているのに対し、OPT2はその中間的な立場を扱っている。〕。 OPTとは違い、実車を表紙にしている。なお2008年1月号からは背景にカーボン風の色使いが用いられている。記事の内容としてはOPTと同じくパーツ特集が主だが、それに並ぶほどの扱いを受けているのがDIY特集である。ステッカーの施行や内装チューンから、大がかりなものではエアロやボンネット交換にも及ぶ。いずれも編集部員が実際に体験し、それから記事が構成されるスタイルなので、説得力があるとの評価を得ている。また、チューニングの合法化にも積極的で、法規が厳しくなる中、どのようにすればチューニングカーが車検に通るのか特集する機会も多い。オートサロンでは決まってパーキングオートサロンを開催している。これはオートサロン来場者のクルマのなかから、パーキングオートサロン担当の編集部員のハートに「刺さった」チューニングカーを撮影するもので、3月号に一部を掲載するのがお約束となっている。2006年度からはぽつぽつと痛車や族車もクローズアップされるようになり脚光を浴びている。また痛車に関しては取材するだけにとどまらず、2010年後半からにかけてドリームクラブとのコラボマシン(S13/S14シルビア、Z30ソアラ)を制作している。 また、そのほかにも同誌では「OPT2耐久レース」なるものを主催している。1990年代前半から続いている由緒あるレースで、OPT2創設者の「マサ・サイトー」こと斎藤政夫が「ユーザー目線で楽しめるレースを作ろう」ということで「OPT2カップ」を立ち上げ、それが徐々にスプリントレースから耐久レースにシフトしていく形で今日まで継続されてきた。今では全国で行なわれる程に規模が拡大したが、初期に確立された独自のピットインシステムなどは現在も変わっていない。 2015年1月号をもって休刊になることが発表された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「OPTION2」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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