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P-5 ( リダイレクト:P-5 (ミサイル) ) : ウィキペディア日本語版
P-5 (ミサイル)[ぴー5]

P-5ペー・ピャーチ)は、ソビエト連邦で開発された長射程・潜水艦発射型の巡航ミサイルGRAUインデックスは4K44であった。また非公式呼称として、数字5の愛称形ピャチョールカ')で呼ばれたが、これは5段階評価の「5」という意味も持つ。
西側諸国においては、アメリカ国防総省(DoD)識別番号としてはSS-N-3C、NATOコードネームとしては「シャドック」と呼ばれた。なお、P-5から派生したP-6/35も同じNATOコードネームを付与されているが、西側諸国による確認が遅れたことから、DoD識別番号では逆にP-6/35にSS-N-3A/Bという若い記号が与えられている。)で呼ばれたが、これは5段階評価の「5」という意味も持つ。
西側諸国においては、アメリカ国防総省(DoD)識別番号としてはSS-N-3CNATOコードネームとしては「シャドック」と呼ばれた。なお、P-5から派生したP-6/35も同じNATOコードネームを付与されているが、西側諸国による確認が遅れたことから、DoD識別番号では逆にP-6/35にSS-N-3A/Bという若い記号が与えられている。
== 来歴 ==
第2次世界大戦終結後の連合国によるドイツ占領期、ソ連はドイツから多くの技術を導入したが、その中にはV-1Hs 293などの巡航ミサイル技術も含まれていた。ソ連では、戦中の1944年より、V-1をモデルとして、ウラジーミル・チェロメイ主任設計官によって巡航ミサイルの開発に着手していたが、ドイツからの技術導入によってこの研究はさらに進展した。そして1953年RDS-6水素爆弾保有に成功すると、弾道ミサイルよりも開発が進んでいて、軽量かつ安価な巡航ミサイルは、ソ連海軍にとって「絶対兵器」として捉えられるようになっていった。
チェロメイ主任設計官が在籍する第52設計局OKB-52)は、まず1940年代、V-1をもとにラストチカ10Xを試作した。その後、1951年より、発射後に自動的に翼を展張するARK-5自動開翼装置の開発に着手し、1956年には実用段階に達した。これを採用して開発されたのがP-5である〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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