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FOMA P2102V(フォーマ・ピー にー いち まる にー ブイ)は、パナソニック モバイルコミュニケーションズによって開発された、NTTドコモの第三世代携帯電話 (FOMA) 端末製品である。 == 概要 == 「新FOMA」の第2弾(FOMAの端末としては第二世代)である。2051の特徴を引き継ぎ、電池の持ちが良くなり、筐体も小さくなった。折りたたみ式。外部メモリーはドコモのFOMA通常型端末唯一のSDカード(128MBまで:それ以上はプロテクトされている)対応である(FOMAの中ではPDA型のSH2101VもSDカード対応である)。携帯初の2軸回転構造を採用。液晶を回転させヒンジの左側に付けられたカメラで撮影できるムービースタイルが特徴的だった。カメラ性能はメインカメラがCMOS 約31万画素、テレビ電話用のサブカメラがCMOS約10万画素。iアプリは504i相当のものに対応している。 日本電気(NEC)との共同開発の結果、Nと操作体系が共通化され、先に発売されたN2051とメニュー体系がほぼ共通になった。mova時代からPを使っているユーザーは操作体系が大幅に変わることになった(その問題が大きく騒がれたのはP900i発売時である)〔ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ P2102V ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ P2102V の評価及びITmediaモバイル:PかNか? 900iのインタフェースには注意 (1-2) を参照〕。 2003年5月28日にN2051と併せて、8桁を超える計算をした場合に間違った計算結果が表示される電卓機能のバグが発見され、希望者は機種交換となった。また8月20日にはN2051、N2701、N2102Vと併せて、クリアキーを使った場合に間違った計算結果が表示される電卓機能のバグが発見された。 この機種の完成度の高さや、FOMAのパケット代の安いメリットが認められ始めた事より、FOMA初のヒット機になり、FOMA普及台数100万台、200万台に押し上げる原動力になった。2003年10月31日には新色のライトブルー、ピンクが追加された。P2102Vのコンセプトは2004年6月に発売されたP900iVに継承された。 なお、本機種は松下通信工業からパナソニック モバイルコミュニケーションズに商号変更後初の端末となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「P2102V」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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