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PC-8800シリーズは、1981年から日本電気(NEC、後に日本電気ホームエレクトロニクスへ移管)が販売していた、パーソナルコンピュータ「PC-8801」及びその周辺機器のシリーズ名である。1980年代当時パソコン御三家の筆頭格と謳われたシリーズの一つである。 == 概要 == PC-8800シリーズは、NECの半導体開発部門(電子デバイス事業グループパーソナルコンピュータ事業部)が開発しており、情報処理部門(情報処理事業グループ小型システム事業部)が開発した16ビットパソコンのPC-9800シリーズとは販売戦略が異なっていた〔小林紀興、1985、『日本電気が松下・富士通連合軍に脅える理由』、光文社、117 - 121、ISBN 4-334-01186-1〕。 1981年に発売された初代機PC-8801は、NECの8ビットパソコンであるPC-8001の上位互換機種であり、縦400ライン表示可能なビジネス用途もターゲットとした最上位機種という位置付けであった。当時は、I/OやマイコンBASICマガジンなどプログラム投稿雑誌やエニックスの賞金付ゲームコンテストも盛んになっていた。1982年にPC-9801が発売されると、PC-8001ソフトとの両活用でホビーユースに対応した人気機種というポジションにシフトし、PC-8801mkⅡSRの登場で、その位置づけを決定的にした〔僕らのパソコン 30年史 ニッポン パソコンクロニクルp36 ISBN-9784798129990〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「PC-8800シリーズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 PC-8801 」があります。 スポンサード リンク
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