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PC-9800シリーズは、日本電気(以下NEC 現在はNECパーソナルコンピュータとして分社)が開発及び販売を行った独自アーキテクチャのパーソナルコンピュータ(パソコン)の製品群である。同社の代表的な製品であり、98(キューハチ/キュッパチ)などと略称されることもある。 PC-9800シリーズに厳密には含まれる、あるいは広義の解釈として含まれる以下のシリーズについてはそれぞれの記事を参照のこと。 * PC-9821シリーズ * PC-H98シリーズ * EPSON PCシリーズ == 概要 == 1982年10月に発売された16ビットパソコン「PC-9801」を初代機とするパソコン製品群である。それまでNECが発売していた8ビットパソコン・PC-8000シリーズ及びPC-8800シリーズの資産を継承し、高速化のために16ビットマイクロプロセッサを採用した。初代「PC-9801」は社団法人情報処理学会から、2008年度(第1回)「情報処理技術遺産」の一つに認定されている〔情報処理学会、「情報処理技術遺産」の認定式を開催 、PC Watch、2009年3月2日〕〔情報処理技術遺産 2008年度 、情報処理学会 コンピュータ博物館〕。 各社専用にカスタマイズされたマイクロソフトのMicrosoft BASICをベースにした時代の終盤から、MS-DOS時代を経て、Microsoft Windowsの本格的な普及期まで約15年間(初代「PC-9801」発売の1982年から、後継アーキテクチャのPC98-NXシリーズが発売される1997年頃まで)にわたって、NECのパソコンの主力商品として製造販売が続けられ、全盛期には日本国内における市場占有率90%以上を獲得した〔NEC「PC-9800シリーズ」ついに受注打ち切り - ITmedia 2003年8月7日〕。 本項では派生機種のPC-9821シリーズおよびPC-H98シリーズについても軽く触れる。当時のNECのカタログでは、それらの派生機種のうち、パーソナルコンピュータに分類される各機種については、「NECパーソナルコンピュータPC-9800シリーズ」と記載されており、派生機種のシリーズ区分はなされず、「HYPER 98」「98MATE」「98FELLOW」等といった愛称で区分が図られていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「PC-9800シリーズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 NEC PC-9801 」があります。 スポンサード リンク
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