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PC-WAVE[ぴーしーうぇーぶ] PC WAVE(ピーシーウェーブ)は電波実験社(後にラッセル社出版)から出版されていたパソコン雑誌である。1993年から1999年まで月刊誌として発行された。前身になったのは大陸書房が倒産するまでVol.8を数えたPCフォーラムという雑誌で、休刊した半年後にほぼ同じスタッフによって創刊された。ジャンルとしてはパソコン雑誌の中でもDOS/V関連の雑誌と言っていいが、内容的には多彩であった。副題に「PC/AT&Windowsユーザーのための情報誌」があったが後にこれを無くした。 == 概要 == 体裁はA4平綴じで、本体は170ページ程度、当時のパソコン雑誌としては広告が少なくページ数が薄めの本に属する。内容はやや高度で、少なくとも初心者向けの記事はなかった。以下、内容の構成は時期によっても異なるが、記述は主として後期の1998-99年頃のものである。 広告は巻頭巻末にそれぞれ6-10ページ程度。ただし周辺機器がほとんどでDOS/V主要メーカーのものはほとんどなかった。巻頭広告の後にTOPICSの名で新製品の解説を含むカラーページ。白黒ページの始めに業界ニュース欄があり、その名を PC Blue WAVEといった。 その後ろは毎巻ごとに特集記事が組まれた。それ以外にも各種周辺機器やソフトウェアのレビュー記事など。連載記事としてはPC/ATのゲームやシェアウェアの情報のほかにコラム的なものとして沢田博の「メディアの夜は眠らない」、アストロビスタの「The Back of Beyond」、ビットマップ・ファミリー・シンジケートの「ゼロ・ハリの電脳遊戯倶楽部」、仏斎の「仏斎のぶつぶつ夜迷い日記」、波多利朗の「波多利朗のFunky Goods」など。また読者投稿欄として「PC廃人倶楽部」があった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「PC-WAVE」の詳細全文を読む
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