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CLMUL instruction set(Carry-less Multiplication instruction set、CLMUL、あるいはPCLMULQDQとも)は、インテルおよびAMDのマイクロプロセッサに用いられているx86命令セットである。2008年にインテルによって提唱され、2010年のWestmereプロセッサから利用可能となった。この命令セットの目的は、有限体上での乗法に基づいた、ブロック暗号の暗号利用モードの一つであり認証付き暗号であるGalois/Counter Modeの高速化である。CLMULによって、従来の命令セットと比較してGF(2k) の有限体上での乗法をより効率的に実装することができる〔Detailed description of instructions on Intel website 〕。もう一つの目的は、CRCの計算の高速化である。 == 命令一覧 == PCLMULLQLQDQ xmmreg,xmmrm 66 0f 3a 44 /r 00 PCLMULHQLQDQ xmmreg,xmmrm 66 0f 3a 44 /r 01 PCLMULLQHQDQ xmmreg,xmmrm 66 0f 3a 44 /r 02 PCLMULHQHQDQ xmmreg,xmmrm 66 0f 3a 44 /r 03 PCLMULQDQ xmmreg,xmmrm,imm 66 0f 3a 44 /r ib 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CLMUL instruction set」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 CLMUL instruction set 」があります。 スポンサード リンク
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