|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 重 : [おも] 1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important ・ 重機 : [じゅうき] (n) heavy machine gun ・ 重機関銃 : [じゅうきかんじゅう] (n) heavy machine gun ・ 機 : [き, はた] (n) loom ・ 機関 : [きかん] 【名詞】 1. (1) mechanism 2. facility 3. engine 4. (2) agency 5. organisation 6. institution 7. organ ・ 機関銃 : [きかんじゅう] 【名詞】 1. machine gun ・ 関 : [せき, ぜき] (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers ・ 銃 : [じゅう, つつ] 【名詞】 1. gun (barrel)
PM1910重機関銃(PM1910じゅうきかんじゅう、、)は、ロシア帝国で開発された制式重機関銃。 == 開発経緯 == 19世紀に始まった産業革命以降、工作機械の発達と同時に世界各国では銃器・兵器に関してもそれまでとは比べ物にならないほどの発展を遂げることとなった。中でもそれまで単発でしか打てなかった小銃や拳銃に変わり自動式銃器の発達により機関銃や自動式拳銃、さらには連発式ライフルというジャンルが生まれたのもこの頃である。 19世紀に開発された代表的な機関銃として「マキシム機関銃」が上げられる。水冷式であるこの機関銃は1885年にアメリカ人であるハイラム・マキシムにより設計されたが、従来の連発式銃であるガトリング銃にくらべると発射速度が毎分350発に対しマキシム重機関銃は毎分500発と早く銃自体もガトリングに比べて軽く、しかも機関部の故障も少なかったため、世界各国で機関銃の売り込みは成功、1890年にイギリス陸・海軍(ヴィッカース重機関銃)で採用されたのを始め、その後世界各国で制式採用された。当時のロシア帝国も例外ではなく、マキシム重機関銃を大量輸入し、さらに1902年にはイギリスから自国生産の為のライセンス権を取得し、国内生産を目指した。しかし他国に比べてこの頃のロシアは工業力が乏しいことや、同年始まった日露戦争などが重なり、生産準備が遅れ、ライセンス取得後の1905年にトゥーラ造兵廠においてPM1905重機関銃(マキシム機関銃の完全コピー版)の生産を開始することが出来た。 日露戦争ではロシア軍はこのマキシム重機関銃を要塞や陣地に設置し使用し、対する日本軍に対して多大な損害を与えた。しかし生産ラインが整ったばかりのロシア軍にとって初期輸入した機関銃しか無く、日本軍に対して配備数も少なかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「PM1910重機関銃」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|