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PS one(ピーエス ワン)は、2000年7月7日にソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) が発売した PlayStation の小型版となる家庭用ゲーム機。型番は SCPH-100 。 PlayStation の最終型番 (SCPH-9000) をベースに、電源を外付けのACアダプタとすることなどにより、体積比で従来機の約1/3に小型化した。デザインは従来機と同様、後藤禎祐による。2001年にグッドデザイン賞を受賞。 この年の2000年3月4日に PlayStation 2 が発売され、同機種でも PlayStation のソフトが動作することや、ソフトウェア市場の世代交代が順調に進んだことから、PS one の販売台数はそれほど多いものではなかった。現在は日本国内での製造、販売は終了している。 なお、PlayStation 2 でも体積比で約1/4に小型化したモデル(SCPH-70000系 以降)が発売されている。こちらは PS one のように特別な呼称は与えられていないが、そのパッケージの右下隅には PS one を意識したと思われる two の文字が入っている。 == 周辺機器 == === SCE純正 === * 専用液晶モニター - 2002年グッドデザイン賞 :PSoneとの一体感を優先すべくデザインされ液晶は320×240ピクセル(GVGA)の画素を持ち、通常のTVモニター並の最大650カンデラを誇る5インチ高輝度TFTパネルへRGBで映像を出力する。音声出力はステレオスピーカーまたはヘッドホン端子。AV IN端子があり4極ミニプラグケーブル(日本メーカー製のポータブルDVDプレーヤーやビデオカメラの4極ミニプラグと互換性があるため、RCA変換ケーブルが入手可能である。ただし、海外メーカーやツインバード製のDVDプレーヤーで採用されている4極ミニプラグは配列が異なる)で接続することによって汎用モニタとしても使用できる〔PSone LCD Transitional Autonomous District 〕(ただし当時の携帯電話やワンセグと同等の画素数のため、相応の画質である)。電源はACアダプターのほか車内用のシガーソケット電源が別売。 発表当時、SCE社長だった久夛良木健は『 PCで言うならノートパソコン。気軽に持ち運びができるから枕元やテーブル、外出・旅行先などでぜひ楽しんで欲しい。』と販促をアピールした。 * 専用カーアダプター * その他周辺機器 上記の他、シリアル通信ケーブル以外のPlayStation用周辺機器も使用可能。本体付属のコントローラ(DUALSHOCK)はPlayStationの物とは配色やコネクタの形状が異なっている(端子はPlayStationと同様)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「PS one」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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