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PTBT ( リダイレクト:部分的核実験禁止条約 ) : ウィキペディア日本語版 | 部分的核実験禁止条約[ぶぶんてきかくじっけんきんしじょうやく]
部分的核実験禁止条約(ぶぶんてきかくじっけんきんしじょうやく、Partial Test Ban Treaty、略称:PTBT)は、1963年8月5日にアメリカ、イギリス、ソ連との間で調印された核兵器の一部の実験を禁止する条約である。正式名を大気圏内、宇宙空間及び水中における核兵器実験を禁止する条約(Treaty Banning Nuclear Weapon Test in the Atmosphere, in outer Space and under Water) という。地下を除く大気圏内、宇宙空間および水中における核爆発を伴う実験の禁止を内容とする。 == 概要 == 1963年8月5日にアメリカ、イギリス、ソ連の3国外相によりモスクワで正式調印され、10月に発効した。発効までに108カ国(原調印国を含め111か国)がこの条約に調印した。一方で、中華人民共和国・フランスを含む十数カ国は調印しなかった。また、地下での核実験は除外されていたため、大国の核開発を抑止する効果は限定的だった。このため、1996年9月に包括的核実験禁止条約が国連総会によって採択されたが、2012年現在も未発効である。 また、実験回数や規模の制限も無かったが、1974年にはアメリカ合衆国とソ連は地下核実験制限条約に署名し、地下核実験における最大核出力を150ktに制限することとした。ただし、この条約の批准は1990年までずれ込んでいる。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Partial Nuclear Test Ban Treaty 」があります。
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