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ロッキード PV-2(Lockheed PV-2)は、第二次世界大戦中にアメリカのロッキード社で製造された哨戒/爆撃機である。 愛称は“ハープーン(Harpoon:捕鯨用銛の意)” == 概要 == イギリス空軍向けに開発作されたPV-1 ヴェンチュラの性能向上型として開発され、1943年11月に初飛行した。 PV-1との大きな相違点は翼の形状と爆弾等の搭載量で、機体重量の増加により最大速度が約50km/h低下している。燃料タンクや主翼の構造の改修に手間取ったため部隊への本格的な配備は1944年春からになり、主に南太平洋や千島方面で対日本軍攻撃に使用したが、この頃には日本軍は既に弱体化しており目立った活躍もなく終戦となった。 戦後は米海軍の主力対潜哨戒機となったが、程なく後継のロッキード P2V ネプチューンの配備により予備役に回された。 余剰となった機体はブラジル、フランス、イタリア、ポルトガル、オランダ等のアメリカ同盟諸国へ1940年代末から供与された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「PV-2 (航空機)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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