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パイザ(Paiza、 、 ''pāiza''、 ''páizi'')は、モンゴル人が権威を示すために保持していた平板状の小物。 ==概要== モンゴル帝国時代、モンゴル人の官僚や使節など高位の者が、その地位に付随する権威や権限を示すために帯同していた平板状の小物が西洋人にパイザ(Paiza)と呼ばれた。漢語では''牌子''、''牌符''とも書き、モンゴル語ではゲレゲ(gerege)と呼んだ。 パイザはモンゴル人が使用していたものの、遼朝の時代に同様の通行証のようなものが発見されている。 File:Paiza Golden Horde.jpg|ジョチ・ウルスの地から見つかったPaiza。ウイグル文字の銘をもつ〔ウイグル文字の銘を持つモンゴルのパイザ 日文研データベース〕 File:Phagspa vinokurov tablet.jpg|モンゴル人の通行証。パスパ文字が見える File:Paizi.jpg|ペルシャ文字(左)、モンゴル文字(中央)、ウイグル文字(右)が彫られている 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パイザ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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