|
Pentium 4(ペンティアム・フォー)は、インテルが製造したNetBurstマイクロアーキテクチャに基づくx86アーキテクチャのマイクロプロセッサ(CPU)に付された商標である。集積トランジスタ数は4200万〔インテルミュージアム「マイクロプロセッサーの歴史」 - インテル公式サイト.2013年12月5日閲覧。〕。最初の製品は2000年11月20日に発表されその当初は単一の商品名と目されていたが、その後も後継のプロセスルールで製造および販売展開され、製品シリーズを指すブランドになった。そのため、同じくPentium 4を冠するCPUであってもプロセスルール(すなわち製品世代)によって性能が大きく異なる。それら製品世代を区別して指す場合には、自作パソコンユーザーは、インテルが用いた社内開発コードネームをそのまま用いることが多い。本項でも以降の節では開発コードネームを見出しに用いる。 == Willamette(ウィラメット) == 2000年11月20日にリリースされた第一世代のPentium 4である。180nmプロセスルールで製造され〔、256KBのL2キャッシュメモリを持つ。 当初はサポートするチップセットが、高価なRDRAMしか利用できないIntel 850チップセットのみで、Pentium 4に128MB分(64MBが2枚)のRIMM(RDRAMモジュール)を安価なPC-133 SDRAMと同等価格で同梱するなどの様々な販促活動を行ったが、あまり普及しなかった。このため、インテルは安価なPC-133 SDRAMが利用可能なIntel 845チップセットを止む無く発売した。なお、Intel 865系以降のチップセットはWillametteに対応していない。開発コードネームはウィラメット川からとられた。 発売当初はSocket 423を採用していたが、後にSocket 478を採用し、これが主流となる。 ; ソケット423版 : ; ソケット478版 : ソケット423版に比してインテグレーテッド ヒート スプレッダ(IHS)が大型化され、インターポーザ(サブストレート)のほぼ全面を覆うようになり、以後LGA775版(コアを問わず)を含めこの形状が主流となる。 : 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Pentium 4」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pentium 4 」があります。 スポンサード リンク
|