翻訳と辞書 |
Ping
(ピン〔日経パソコン編『日経パソコン用語事典 2010年版』、326頁。〕、またはピングとも〔大島邦夫、堀本勝久著『最新パソコン・IT用語事典 2010-'11年版』、279頁。〕)はIPネットワークにおいて、ノードの到達性を確認するためのソフトウェアである。IPネットワークにおける基本的なツールの一つであり、IPが実装されている環境のほとんどにおいて、何らかの形で用意されている。''(ピン〔日経パソコン編『日経パソコン用語事典 2010年版』、326頁。〕、またはピングとも〔大島邦夫、堀本勝久著『最新パソコン・IT用語事典 2010-'11年版』、279頁。〕)はIPネットワークにおいて、ノードの到達性を確認するためのソフトウェアである。IPネットワークにおける基本的なツールの一つであり、IPが実装されている環境のほとんどにおいて、何らかの形で用意されている。 == 概要 == pingはICMPの"echo request"パケットを対象ノードに投げ、対象ノードから"echo reply"が返ってくることで到達性を確認する。pingではリプライが返ってくるまでの時間や応答率から、対象ノード間のラウンドトリップタイム (RTT) やパケットロス率を求めることができる。これらは対象ノード間の回線状況を知るため重要な情報である。前日までアクセス可能だったサイトがアクセス不能・困難になった時に原因や状況を調べるのに有効なツールである。pingが通るということは、「少なくとも双方向にIPパケットが通り、対象から応答があった」事を示す。ドメイン名をノード名としてパケットを投げて正常にリプライされた場合は、DNSの障害もないことが確認できる。例えばウェブサイトが閲覧できなくなっている場合、ウェブサーバのドメイン名でpingを打ち正常に応答があれば、ネットワークもDNSも正常と判断されるので、より高レベルに位置するソフトウェア側に問題が起きていると推測できる。つまり自身か相手のファイアウォールでhttp通信をブロックされているかもしれないし、相手のWWWサーバソフトウェアに障害が起きている可能性がある。一部のオンラインソフト〔EditMTU等。〕にもping機能を持つものがある。 オンラインゲームなどにおいて、サーバーとプレイヤー(クライアント)間の通信タイムラグをpingとして表示するものもある。 また、短時間で切断されるような特殊なセッションを定期的なpingによって強制的に保持するという使い方もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Ping」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|