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PlaceEngine : ウィキペディア日本語版
PlaceEngine[ぷれいすえんじん]

PlaceEngineプレイスエンジン)は、Wi-Fi機器を用いて現在位置を測定する技術のことである。短時間かつリアルタイムにできることが特徴とされる。

== 概要 ==
GPSは、カーナビや航空機・船舶において既に普及していた。しかし都心のビルの谷間や地下ではGPSの電波を受け取ることが出来ない上、現在地取得に時間がかかるなどのデメリットがあった。
そこで、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所インタラクションラボラトリー室長の暦本純一が、実世界指向インターフェイス研究の一環においてPlaceEngineを発案し,当時ソニーCSL研究員であった末吉隆彦 、塩野崎敦らと共に開発した。
PlaceEngineは、ユーザーによる位置検索や位置登録によりデータベースが更新され、それによって対応地域の拡大や推定精度の向上する仕組み。屋内や地下街のようなGPSが機能しない場所でも位置測定できることが特徴。地図ナビゲーションだけではなく、様々な方法にこの技術が活用されている。
近年では、GPSとPlaceEngineを組み合わせたハイブリッド測位が開発されている。片方が測位不可能でも、もう片方で予測して現在地を出すもの。GPSで取得したデータをPlaceEngineサーバーに送信して、精度向上とエリア拡大を図る機能もある。
自分の知っている土地は、位置登録をして他ユーザーが利用できるようにし、逆に自分の知らない土地では、他ユーザーが登録してくれた位置情報で現在地を割り出す。このように、両者互いに補いあうのが本来の姿である。しかし、利用可能エリアはまだ少なく、ユーザーによる位置登録の協力が求められる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「PlaceEngine」の詳細全文を読む




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