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琉球朝日放送株式会社(りゅうきゅうあさひほうそう、''Ryukyu Asahi Broadcasting Corporation.'')は、沖縄県全域を放送対象地域とし、テレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。 略称はQAB(Ryu-Q Asahi Broadcasting)〔略称が「RAB」でないのは青森放送(Radio Aomori Broadcasting、旧社名「ラジオ青森」に由来)が使用しているため。なお、他のANN系列局で、同様にそのままの略称にすると他の放送局・団体と重なる場合では、ABA=青森朝日放送(AAB=秋田朝日放送)やabn=長野朝日放送(NAB=日本民間放送連盟)のように「Asahi Broadcasting ~」を使用する例がある。〕。ANN系列フルネット。コールサインは、JORY-DTV。 == 概要 == QABは、1972年の本土復帰後、沖縄県では初めて開局した民放テレビ局であり、平成新局の一つでもある。また県内で初めて本局がUHFのテレビ局として開局した関係で、同局の視聴に当たっては、一部地域で新たにUHFアンテナが必要になった。 このため、サービス放送開始から数年間は、アンテナの設置方法を説明する5分間のミニ番組・「アンテナ情報」が放送された〔那覇本局以外の中継局を受信している地域では、他局ですでにUHF中継局があり、ほとんどの世帯でUHFアンテナがついているため、テレビ本体側でチャンネル設定すれば視聴可能だった。〕。 琉球放送(RBC)が資本参加し、RBCの社屋を共有している(琉球放送会館の2階、4~6階を使用し、4階のRBCホールと6階のRBCスタジオは共有扱い〔スーパー美人時計、撮影風景 (..suzulog.. 2011-10-10 01:42:32)の写真の琉球放送会館案内板を参照。〕。そのため民放では唯一、1つの社屋に2社の民放テレビ局が入っている)ほか、RBCから社員・スタッフも多く出向しているなど、関係が深い。これは、RBCと関係の深い沖縄タイムスと朝日新聞の友好関係、また開局を前提に締結したRBCとテレビ朝日の業務提携に基づくものである。QABでは、アナウンス・報道・営業関係の一部の放送業務を社で行うものの、社屋や送信所の施設管理・送出マスターなど、ほとんどの放送業務をRBCに委託する形となっているため、事実上、RBCの1局2波体制となり、RBCテレビの第2チャンネルという位置づけにもなっている。当初はRBCと報道部門等の統合を模索したが、JNNの排他協定の、「他系列に属する放送局の参加を認めない」条項に抵触する可能性があることから、こちらは見送られている。 1990年代に開局計画のあった、沖縄第4局(30ch・沖縄県の日本テレビ系列となる予定だった局)と同時開局の可能性もあった。 テレビ朝日系列局では最南端の放送局である〔最北端は北海道テレビ放送(HTB)、最西端は長崎文化放送(NCC)。〕。なお、略称に「Q」を使用するのは、当局と福岡県のテレビ東京系列のTVQ九州放送のみである。 沖縄県には日本テレビ系列局は無いが、同系列の番組は本局では放送していない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「琉球朝日放送」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ryukyu Asahi Broadcasting 」があります。 スポンサード リンク
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