翻訳と辞書
Words near each other
・ R.U.O.K?!
・ R.U.R.
・ R.U.S.E.
・ R.VELHO
・ R.W.
・ R.Y.U.S.E.I.
・ R/3
・ R/S
・ R01
・ R1
・ R1-Z
・ R100
・ R10000
・ R101
・ R10: Flammable
・ R11: Highly flammable
・ R12: Extremely flammable
・ R136
・ R136a1
・ R14/15: Reacts violently with water, liberating extremely flammable gases


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

R1-Z ( リダイレクト:ヤマハ・R1-Z ) : ウィキペディア日本語版
ヤマハ・R1-Z[あーるわんずぃー]
R1-Z (アールワンズィー)とは、1990年ヤマハ発動機が発売したネイキッド2ストロークエンジンを搭載するオートバイである。
名前の由来は、ヤマハ2ストローク車の名車RZ250国道1号の名を掛け合わせたものである。本来はRZ-1と名乗るべきだったのだろうが、日産自動車サニーRZ-1が商標登録されていたためR1-Zとなったという説がある。「アールワンズィー」という読み方は当時のカタログにも掲載されていた。
== 概要 ==

ライバル機種は2ストローク2気筒250ccロードスポーツや4ストローク4気筒400ccロードスポーツ。R1-ZはNSR250Rホンダ)、RGV250Γスズキ)などのレーサーレプリカとは明らかに異なる味付けがなされている。当時の2サイクルロードスポーツ車はレーサーレプリカタイプが主流で、高出力を追求したメッキシリンダー採用のV型エンジンを、軽量高剛性なアルミ合金製のフレームに搭載した車種がほとんどであった。対して、R1-ZはTZR250(1KT)と共通の鉄スリーブのパラレルツインエンジンをリセッティングし、フレームもスイングアームもスチール製のトラス構造である。初代TZR250(1KT)と同系のエンジンを搭載するが、細部には変更が加えられている。
2気筒分のサイレンサーが右側に設置されているなどの個性的なスタイルに加え、ヤマハ伝統の2ストロークパラレルツインエンジンが生み出す、絶対的な速さよりもライディングプレジャーを前面に押し出した加速特性が、先鋭化し過ぎた当時のレーサーレプリカをためらうユーザーを惹きつけた。1990年代に環境問題で2ストロークエンジンを搭載したモデルが次々に生産中止となるなか、R1-Zはマイナーチェンジを経て生産が続けられ、日本のバイクメーカーが2ストローク250ccバイクの生産販売を一斉に取り止める1999年まで新車販売されていた。
マイナーチェンジの内容は、馬力規制に伴ったCDIの変更、ハザードランプスイッチの追加、フレーム補強、ラジアルタイヤの採用、サスペンションの改良、シート形状の改良、ステップの振動対策のためのウエイト追加などが挙げられる。ちなみにセルスターターは装備されなかった。
構成部品はFZRなど他車種との部品共有が多く、RZのように全ての部品が専用設計であったわけではない。エンジンはTZR初期型と同型ではあるが、キャブレター口径を28mm→26mmへサイズダウン、点火時期の変更、ミッションギヤレシオや2次減速比を低速に設定したことなどにより、街中での扱いやすさが考慮されている。
2ストロークパラレルツインの「ヤマハRシリーズ」はR1から始まり、R2、R3、RX、RD、RZと続き、R1-Zで終わった。
R1-Zは二度のモデルチェンジを経たため、俗にいう三つの「型式」が存在する。フレーム番号で分類できる。
*3XC1(1990年6月発売):3XC-000101 - 白(シルキーホワイト)、黒(ブラック2)、赤(ビビッドレッドカクテル1)
*3XC2(1991年9月発売):3XC-030101 - 白(シルキーホワイト)、黒(ブルーイッシュブラック2)
*3XC3(1992年12月発売):3XC-040101 - 白(ブルーイッシュホワイトカクテル1)、ガンメタリック(フロストシルバー)


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヤマハ・R1-Z」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.