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RAN-3Lは、イタリアのセレニア社が開発した2次元レーダーである。イタリア海軍では''MM/SPS-768''の名称で制式採用され、主として対空捜索用として搭載された。 RAN-3Lは、それまでイタリア海軍が使用してきたアメリカ合衆国製のAN/SPS-12やAN/SPS-40の後継として開発され、高効率化のための機能や、(MTI)機能付与やクラッター抑圧のためのパルス・ドップラー機能など、新技術を搭載した〔。 RAN-3Lは主に大型の駆逐艦などに搭載されたが、フリゲートに搭載するには重過ぎたため、同様の技術を用いながらも周波数をSバンドに変更するなどして小型軽量化を図ったRAN-10Sが新たに開発された。 == 搭載艦 == *アウダーチェ級駆逐艦 *デ・ラ・ペンネ級駆逐艦(2008年からの近代化改修時に撤去) *ヘリコプター巡洋艦「ヴィットリオ・ヴェネト」 *軽空母「ジュゼッペ・ガリバルディ」 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「RAN-3L」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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