翻訳と辞書
Words near each other
・ Rolling Stones
・ rolllick
・ rollover
・ Rolls Royce
・ Rolls-Royce
・ ROLLY
・ Rolly
・ Rolly (sony)
・ Roly-Poly
・ ROM
・ ROM-BASIC
・ Rom.
・ Roma
・ Roma-ji
・ ROMAG
・ Romage
・ Romain Goupil
・ Romaji
・ Roman
・ roman


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ROM-BASIC : ウィキペディア日本語版
ROM-BASIC[ろむべーしっく]

ROM-BASIC(ロムベーシック)とは、8ビットパーソナルコンピュータのほとんどと、初期の16ビットパーソナルコンピュータに搭載されていた、ROMに書き込まれたスタンドアロンBASICである。
ROM-BASICという概念は、コンパクトカセットフロッピーディスクなどの補助記憶装置に格納した処理系をシステム起動時にロードして使用する方式と対立していう場合と、フロッピーディスクを利用できるように機能拡張したDISK-BASICと対立していう場合とがある。
== 概要 ==
マイクロコンピュータにおけるBASICの実装は、最初期には処理系を紙テープに格納して起動時にロードして使用する形態であったが、すぐに数KBのROMに格納して電源投入と共に使用できる形態となった。著名なものはApple IIの整数型BASICと、引き続きMicrosoftがApple II向けに開発した10KByte BASICがある。日本ではTK-80等のキットのオプションとしてROM-BASICのキットが販売され、次いでPC-8001がROM-BASICを標準搭載して販売された。以後はパーソナルコンピュータがROM-BASICを搭載し、補助記憶装置としてデータレコーダを接続してオーディオコンパクトカセットでプログラムのセーブやロードを行う使用方法となった。そして、外部補助記憶装置としてフロッピーディスクを接続する時には、その入出力機能を拡張したDISK-BASICを使用するという形態が暫く続いた。
ROM-BASICは、プログラムを編集する、プログラムをコンパクトカセットにセーブ・ロードする、プログラムを実行・停止するという、OSのごく基本的な機能も備えており、CP/MやMS-DOS等のOSが普及する以前にはごく簡便なOSとしての役割も担った。
一方で、パーソナルコンピュータにサウンド機能やグラフィック機能を備えたものでは、それをサポートする命令も備えていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ROM-BASIC」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.