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RPG-29
RPG-29(ロシア語:РПГ-29)は、ソビエト連邦で開発された携帯式対戦車ロケット擲弾発射器。1989年採用。ヴァンピール(Вампир:吸血鬼)とも呼ばれる。 == 概要 == 名称は、ロシア語で「携帯式対戦車擲弾発射器」を意味する「(ルチノーイ・プラチヴァターンカヴィイ・グラナタミョート)」の英字綴りである「Ruchnoy Protivotankoviy Granatomet」の頭文字をとった略称から作られた。英語の訳表記では「Rocket-Propelled Grenade(ロケット推進擲弾)」と綴られるが、これは、バクロニムであり、厳密には誤りである。 弾頭の装填は、従来のRPG シリーズとは異なり、発射機の後部から装填する〔RPG-2、RPG-7、RPG-16は弾頭を発射機の前部から装填し、RPG-18、RPG-22、RPG-26、RPG-27、RPG-28、RPG-30発射器にあらかじめ装填した状態で出荷され、1度使用した発射機は廃棄する使い捨てである〕。 砲身長は1,850mmと、従来のRPG シリーズに比べて極端に長くなったので、携行時にはRPG-7DやRPG-16と同様に砲身を前後で二つに分割し、分解と組み立ては素早く行えるように設計されている。なお、前部砲身に装着されている引き金周りの部分はRPG-16によく似ている。 照準装置については、1P38光学照準器(x2.7)もしくは1PN51-2暗視式照準器が装着可能であるほか、砲身に予備のアイアンサイトが標準装備されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「RPG-29」の詳細全文を読む
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