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RVSM ( リダイレクト:フライト・レベル#短縮垂直間隔 (RVSM) ) : ウィキペディア日本語版
フライト・レベル
フライト・レベル(Flight Level; FL)は、航空で用いられる飛行高度のひとつである。「FL290」などと"FL"に続けて100フィート単位の数値で表される。気圧高度計規正国際標準大気の気圧(1013.2hPa、29.92inHg)を使用するQNEセッティングで得られる値であって、高高度を飛行する航空機とその管制で共通して使用されるが、平均海面上の真高度を表すわけではない。フライト・レベルの具体的な適用範囲と適用ルールは各国で異なる取り決めがある。

==背景==
従来より航空機の高度測定装置には、高度の上昇とともに気圧が低下することを応用し、気圧を高度に換算する気圧高度計が使用されてきた。しかしながら、気圧は場所や時間を含む大気の環境変化に影響を受けやすいため、何らかの方法で気圧高度計を事前に調整しなければ、離れた地点から出発した複数の航空機が、それぞれの気圧高度計は異なる高さを示しているにもかかわらず、実際には同じ高さを飛行する可能性が生じてしまう。
そこで、国際民間航空機関(ICAO)が定める国際標準大気に各機が搭載する気圧高度計の基準をあらかじめ合わせることで、この問題の解決が図られている。標準大気を基準として気圧高度計を規正することをQNEセッティングといい、このセッティングで得られる高度がフライト・レベル(FL)となる。
フライト・レベルは海面からの高さを表す真高度とは異なる。たとえば、「FL320」は必ずしも海抜32,000フィートであるとは限らない。しかしながら、共通の大気モデルにもとづくフライト・レベルを利用して、航空機間に十分な垂直間隔を定義することで空中での衝突が起こらない仕組みとなっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フライト・レベル」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Flight level 」があります。




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