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RWS : ウィキペディア日本語版
RWS

RWS(Remote Weapon System、Remote Weapon Station)は、軍用装甲車などの装甲戦闘車両軍用船舶に装備されている遠隔操作式の無人銃架砲塔の事を指す。
RCWS(Remote Controlled Weapon System/Station)やOWS(Overhead Weapon Station)とも呼ばれる。
21世紀に入って実戦で使用された新しい兵器である。代表的なRWSは、市街戦などにおいて、車外に身を晒して対人銃器を操作する乗員の被害が多いことへの対策としてイスラエルラファエル社でラファエル OWSが開発され、その後、各国で同様の物が開発・配備されている。
== 用途 ==

現在、RWSは後方地域で活動する軽車両に備えられている。特に市街地など待ち伏せを受けやすい場所では、機銃手が車外に露出して警戒すると狙撃されたり、路肩爆弾に巻き込まれる危険があるため、RWSのような装置の需要が生まれる。
逆に、戦車歩兵戦闘車のように積極的な攻撃意図をもって自ら敵と交戦する戦闘車両は、RWSに頼らずとも砲塔などを備えていることが多く、導入されていない。ただし、かつては敵歩兵の肉薄を防ぐリモート機銃を備える戦車が配備されていたこともあり、必要性が出れば装備される可能性はある。
兵士は、車内から搭載カメラの映像を見ながら操作を行い、敵弾に身を晒す事無く安全に攻撃を行う事ができる。搭載カメラには暗視装置が装備されている物が多く、偵察・監視任務にも適している。
対人用の自動小銃を搭載した小型の物から、30mmクラスの機関砲を搭載した無人砲塔とでも言うべき大型の物まで存在する。一種の軍事用ロボットであり、走行中でも標的を照準に捉え続ける機能を備えている他、敵の攻撃を音などで感知して自動的に照準・反撃を行うシステムも研究開発されている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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