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ラヤトン(''Rajaton'')は、男性3人、女性3人で構成されたフィンランドのプロのアカペラグループである。 ==概要== 1997年秋にヘルシンキで結成。グループ名の「Rajaton」とは、フィンランド語で「無限の」といったような意味をもつ。 その一方で、ABBAやQueenといった、世界的に有名なバンドやグループの曲などのカバー作品も数多く存在する。 、さらにアメリカでは主催のContemporary A cappella Recording Awards(CARA)において、最優秀フォーク/ワールド楽曲賞、最優秀フォーク/ワールドアルバム賞などの受賞を果たしている〔CARA 2008年受賞作品一覧 〕〔CARA 2011年受賞作品一覧 〕。 その活動はアカペラだけにとどまらずオーケストラなどとの共演も行っており、ラハティ交響楽団とのコンサートで収録されたABBAのヒット曲をカバーしたアルバムをリリースし、フィンランドで発売1か月で15000枚を売り上げる大ヒットを記録した〔本作『Rajaton sings ABBA』が発売された2006年当時のフィンランドにおいては、アルバムは15,000枚のセールスでゴールドディスク認定とされていた。〕。 スウェーデンのアカペラグループのザ・リアル・グループとは交流が深く、時折コンサートで共演することもある。2013年ごろから、「LEVELELEVEN」というユニットとしての共演が行われている。 日本で行われた愛・地球博において、2005年5月12日のフィンランド共和国ナショナルデーに同国代表の一員として来日、EXPOドームでコンサートを行った。また、2007年のNHKハイビジョン特集『世界里山紀行』シリーズの「フィンランド —森とともに生きる」や、2011年春公開の映画『森聞き』(フィンランド・オウル国際青少年映画祭正式招待作品)でテーマ曲、および劇中歌に用いられるなど、時折彼らの曲が日本のテレビなどで使われていることもある。 ==メンバー== 6人のメンバーから構成される。なお、担当パートの名称は全て声域を表す。 *ソプラノ: Essi Wuorela(エッシ・ヴォレラ) *ソプラノ: Virpi Moskari(ヴィルピ・モスカリ) *アルト: Soila Sariola(ソイラ・サリオラ) *テナー: Hannu Lepola(ハンヌ・レポラ) *バリトン: Ahti Paunu(アーティ・パウヌ) *ベース(バス): Jussi Chydenius(ユッシ・シデニウス) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラヤトン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rajaton 」があります。 スポンサード リンク
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