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『Re:package』(リ・パッケージ)は、音楽ユニットlivetuneが「livetune feat.初音ミク」名義でリリースした同人アルバム、および2008年8月27日にビクターエンタテインメントよりリリースされたデビューアルバム。 キャッチコピーは、「世界で初めての感動…遂に誕生した奇跡の命がここにある。」〔ビクター盤の「Re:package」パッケージ解説文より。〕 == 概要 == クリプトン・フューチャー・メディアが販売している市販の音声合成ソフト、「初音ミク」が全曲にわたってボーカル音源として使用されている。収録曲の多くは本アルバムの販売前にインターネット上で発表されて人気を博した曲で、中でも他の収録曲に先駆けて発表された「Packaged」は発売当時ネットで70万回以上再生された実績を持っていた〔。同人盤はコミックマーケット73〔2007年12月29日 - 12月31日に開催。〕及びとらのあなで販売されたが、瞬く間に完売し生産が追いつかなかったため、新たに新曲や未発表曲などを追加した商業流通盤がメジャーレーベルから販売された。 従来にも初音ミクを音源として用いたインディーズレーベルCDや、同ソフトのキャラクターや名義を用いた同人CD、限定販売CD〔初音ミク名義でフロンティアワークスから発売された音楽CD「CVシリーズ VocalCD Volume01 初音ミク『星のカケラ』」は、コミックマーケット73とアニメイトのみで販売された。〕、ゲームソフト同梱CD〔トリノホシ 〜Aerial Planet〜〕が販売された前例はあったが、一般流通のメジャーアルバムで初音ミクのイメージキャラクターと名称を使用したものは、この「Re:package」の商業流通盤が最初である〔 「初音ミク」CDデビュー ビクター全国発売へ ソフトで制作の15曲収録『北海道新聞』2008年8月21日付朝刊、第10面 〕。商業流通盤の初回限定版ジャケットに解説文を寄稿したUSEN番組プロデューサーの岩瀬英紀は、同解説文で「合成音声ヴォーカルによって100%コンピュータ内で制作された完全なるDTMメジャーアルバム」は、このアルバムが世界初の快挙なのではないかと述べている。 メジャーレーベルから商業流通盤のCDが発売されることが発表されると、人気漫画家のゆうきまさみがブログ上でlivetuneの曲を賞賛しCDの発売を紹介したことが注目されるなど、インターネット上での反響を呼んだ。それ以外にも、Men's egg2008年8月号、Ranzuki2008年9月号に裏表紙全面を使った広告が掲載されるなどの広告活動が行われた。発売1週目で2万枚を売り上げ、オリコン週間チャートで初登場5位〔を記録すると、毎日.jpのまんたんウェブは「マンガやフィギュア、コスプレなどで人気の初音ミクだが、本業の音楽でも高い人気を裏付けた」などと報じた。レーベル担当者はこの人気について「発売前から口コミで話題にはなっていたものの、TOP5に入るとは驚き」と述べている。 2010年9月15日には「Re:MIKUS」と共にSHM-CDとして再発された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Re:package」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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