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ロンベルグ試験(ロンベルグしけん、)は、脊髄後索の障害の有無を評価するための神経学的試験で〔 Free Full Text .〕、位置覚(さらに振動覚も含めた固有覚)の基本的な検査である。 ロンベルグ試験で被験者に体の揺れが見られること(これをロンベルグ徴候が陽性であるという、後述)は、失調症状が感覚性であること、すなわち位置覚の消失によることを示唆する。逆にロンベルグ徴候が陰性であることは、失調が小脳性であること、すなわち小脳の機能不全があることを示唆する。 この試験を飲酒運転の可能性を示す目的で行うこともある。 == 試験の要領 == 被験者に足をそろえ、目を閉じて直立するように言う。実施者は被験者の近くに立ち、被験者が倒れて怪我をしないように注意する。被験者の動きを周囲の垂直な物(部屋の柱やドア、窓など)と比較して観察する。体の揺れがあれば、陽性と記載する(時として不規則に揺れたり、転倒したりすることもあるので注意する)。基本的な特徴は、被験者が開眼しているときよりも不安定になるということである。 試験の基本的要領は次の通り。 # 被験者は手を体の側面に添え、開眼して足をそろえて立つ。 # 被験者が目を閉じ、そのまま実施者は一分間観察する。 この試験では、閉眼によって被験者が倒れることがあるため、倒れた際には受け止められるように、実施者は被験者のすぐ近くに立っておくことが望ましい。 ロンベルグ徴候が陽性であるとは、次の2点をどちらも満たすことをいう。 # 被験者は開眼していれば立てる。 # 被験者が閉眼すると倒れる。 次のような場合は陽性とはいえない。 * 被験者が開眼していても倒れてしまう。 あるいは * 閉眼した際にふらつくが倒れない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロンベルグ試験」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Romberg's test 」があります。 スポンサード リンク
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