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| bgcolor="#f9f9f9" cellpadding="4" cellspacing="0" style="border: 1px solid #aaaaaa; margin: 0 0 1em 1em; padding: 0; width:220px; font-size: 85%" |- ! colspan="2" style="background-color: #008888; color:#ffffff; font-size:130%;" width="100%" | S-IVB |- |- style="background: #ffffff;" !colspan="3" cellspacing="0" cellpadding="2" bgcolor="white"|スカイラブ2号で使用されたS-IVB |- | align="center" colspan="2" style="padding: 5px 0px; background: #ffffff;" | |- style="background: #ffffff;" !colspan="3" cellspacing="0" cellpadding="2" bgcolor="skyblue"|仕様 |- style="background: #ffffff;" ! align="left" | 全高 | 17.8m |- style="background: #ffffff;" ! align="left" | 直径 | 16.6m |- style="background: #ffffff;" ! align="left" | 重量 | 119,900kg |- style="background: #ffffff;" ! align="left" | エンジン | J-2ロケットエンジン1基 |- style="background: #ffffff;" ! align="left" | 推力 | 102トン(1,001kN) |- style="background: #ffffff;" ! align="left" | 比推力 | 421秒(2,580N-s/kg) |- style="background: #ffffff;" ! align="left" | 燃焼時間 | 475秒 |- style="background: #ffffff;" ! align="left" | 燃料/酸化剤 | 液体水素/液体酸素 S-IVB(英語ではエス・フォー・ビーと発音される)は、アメリカ合衆国のアポロ計画で使用されたサターンV 型ロケットの第三段およびサターンIB 型ロケットの第二段である。ダグラス社製造。J-2ロケットエンジンを1基搭載している。月飛行の際には、ロケットを地球周回軌道に投入する時と、月軌道に投入する時の二回に分けてエンジンを噴射する。 == 開発の経緯 == S-IVB はサターンI 型ロケットの第二段S-IV の発展型として開発された。液体水素を燃料とするS-IV は、当時計画されていたC-4型ロケットの第四段として使用される予定だったため、S-IV(S-4)と命名された。 製造契約については1960年2月29日の期限までに11の企業が名乗りを上げ、4月19日、NASAの事務官T.キース・グレナンはダグラスを指名することに決定した。対抗馬としてコンベア社も有力視されていたが、同社はすでにセントール・ロケットを開発しており、液体水素燃料ロケットの市場を一社に独占させることは好ましくないとグレナンは判断したのである。 マーシャル宇宙飛行センターは有人月飛行用ロケットのデザインを、最上段にRL-10エンジン6基を搭載したS-IV ではなく、J-2エンジン1基を搭載した改良型のS-IVB を使用する、三段式ロケットC-5(後にサターンV と命名される)案にすることを最終的に決定した。ダグラスが契約を獲得したのは、S-IV とS-IVB の間に共通点があったからである。またこの時、アポロ宇宙船の地球周回軌道上での試験飛行を行なうための、第二段にS-IVB を使用した一回り小さなC-IB(サターンIB)ロケットを開発することも決定された。 ダグラスはS-IVB について、200型と500型という二種類のモデルを提示した。200型はサターンIB で使用されるもので、500型との違いは下部にスカート状の接続リングを持たないことと(サターンV で使用される500型は、直径の違うS-II に接続するため、スカート型のリングが必要だった)、宇宙空間でエンジンを再点火する必要がないので、タンクを加圧するヘリウムの量を減らしたことであった。200型はまた、発射時に燃焼を終えた第一段から機体を分離させるための固体燃料ロケットを3基搭載している(500は2基)。また500型は無重力状態でエンジンを再点火する際、燃料をタンクの底に押しつけるための微少推力発生装置を搭載しているが、200型にはそれがない。 S-IVB は73,280リットル(87,200kg)の液体酸素と、252,750リットル(18,000kg)の液体水素を搭載する。 スカイラブ計画では、未使用の機体がアメリカ初の宇宙ステーションに改造された。 アポロ13、14、15、16、17号では月の内部構造を探るために、ヒューストンの管制センターはS-IVB を月面に激突させ、人工地震を発生させた。 NASAの次期大型ロケットアレスI の第二段「地球脱出ロケット(Earth Departure Stage, EDS)」は、いくつかの点でS-IVB の特徴を受け継いでいる。両者ともJ-2(EDSは改良型のJ-2X)エンジンを使用し、500型がそうであったように、まず地球周回軌道に乗るために一回目の噴射をし、月軌道に乗るために宇宙空間で二回目の噴射をする事である。 S-IVおよび2種類のS-IVB 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「S-IVB」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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