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Y-SAPIX(ワイ・サピックス)は主に中高一貫校に通う中学生、および高校生を対象とした大学受験塾である。英語、数学、国語、社会、理科、小論文の大学受験に必要な科目を開講している。中高一貫・中学生コースは後述するNEXUSを源流とし、SAPIX中学部と同じく旧サピエンス研究所の流れを汲む。高校生コースは旧来の代々木ゼミナールを中心とした運営である。 == 概要 == 以前はNEXUS(ネクサス)の名称で、中学生・高校生を対象に大学受験指導を行っていた。渋谷(現・渋谷本部、東京都渋谷区桜丘町)の1校舎のみで指定校制でなくして東大(2006年71名)等の難関大学に多数合格者を出している実績があり、特に英語の評価が高いといわれていた。 その後、横浜校開校は断念したものの、比較的渋谷に近いたまプラーザに、SAPIX中学部と校舎を共用する形で新校を開校した。 SAPIXとの中高一貫を前面に打ち出し、人材や資料を一本化するという観点から、2007年2月にグループの組織を改変し、サピックス高校部NEXUS渋谷に名称変更した。さらに、明大前、浦和等の新校を開校したほか、Y-SAPIXの全国展開化により、現在は38校(高校生コース/中高一貫・中学生コース併設校、高校生コースと中高一貫・中学生コースが近隣エリア内に点在する校舎は1校とみなす)を展開している。 2009年9月、代々木ゼミナールの関連会社である日本入試センターがSAPIX中学部・高校部を運営するサピエンス研究所の全株式を取得し、子会社化。翌10月に代々木ゼミナールとの共同開発により、東大現役合格を目指した「Y-SAPIX東大館」を開設(日本入試センターが運営)。2011年3月には医学館と京大館を開設するとともに、従来のSAPIX高校部はY-SAPIX高校部に、中高一貫校を対象とした「R-SAPIX」(旧NEXUS)はY-SAPIX中学部にそれぞれ改められた。2011年10月から翌2月にかけての再編で、運営会社は日本入試センターに一本化された。さらに2012年度の組織改編により、高校部は高校生コースに、中学部は中高一貫・中学生コースにそれぞれ改称されているほか、医学館は東京校に、京大館は梅田校に校名変更された(校名変更後も東京校には医学部情報室が、梅田校は京大情報室がそれぞれ残る)。 2013年の再編では、代々木ゼミナール高校生コースに再利用する形で、本部校が閉鎖された。 2014年の再編で、高校生コースの立川北口校、池袋校を閉鎖し、中高一貫・中学生コースの荻窪校、三鷹校、国立校を閉鎖している。そしてそれらの校舎を移転・吸収する形で中高一貫・中学生コースと高校生コースを併設する吉祥寺校を新規開校した。また東大館に中高一貫・中学生コースを新規開講した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Y-SAPIX」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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