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SB2U ビンディケーター (SB2U Vindicator:擁護者の意) はヴォート社が開発した艦上爆撃機である。折りたたみ式の主翼や引き込み脚を持つ、当時としては近代的な急降下爆撃機であった。 == 概要 == 開発は1934年6月より開始され、1934年10月11日に、XSB2Uとして、アメリカ海軍より試作機の発注が行われた。初飛行は1936年1月4日。 1937年12月より部隊に配属が開始され、ダグラス社製SBD ドーントレスが配備されるまでの主力艦上爆撃機として使用された。またフランスにも輸出され、第二次世界大戦初期の独仏戦に使用されたが、大した活躍もないまま敗戦を迎えることとなった。 太平洋戦線ではミッドウェー海戦にミッドウェー基地航空隊として参加しており、1機が(被弾により帰投できなくなったため)重巡洋艦三隈に体当たり攻撃を仕掛けたことで知られる。 尚、フランスへの輸出分の内、フランス降伏によって発注分が宙に浮いてしまった機体は、イギリスが引き取りチェサピーク (Chesapeake) の名前で標的曳航や訓練に使用した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SB2U (航空機)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vought SB2U Vindicator 」があります。 スポンサード リンク
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