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SBBカーゴRe484形電気機関車(SBBカーゴRe484がたでんきかんしゃ)は、スイスのスイス連邦鉄道(SBB: Schweizerische Bundesbahnen、スイス国鉄)の貨物輸送部門であるSBBカーゴで使用されている電気機関車である。 == 概要 == スイス国鉄では、Lok2000シリーズの高速高性能旅客貨物両用機であるRe460形〔最高速度200km/hのIC2000形客車によるインターシティ列車の牽引のほか、ゴッタルド峠を通る貨物列車の牽引機としても使用され、より強力な本形式の6軸機バージョンも計画されていた〕の後継となるドイツ乗り入れ可能なゴッタルドルート用の貨物用機を探しており、Re460形を多電源化したRe462形の導入計画もあったがその価格がネックとなっていたため、ボンバルディア・トランスポーテーション〔Bombardier Transportation, Berlin、2001年にADtranzを買収して欧州の鉄道車両製造に参入〕がドイツ鉄道の貨物輸送部門用に185.1形〔ドイツ国内用の汎用機145形をフランス国鉄乗入可能な複電圧機としたもの〕として開発した安価な複数国対応機〔cross-border locomotives〕であるTRAXXシリーズのTRAXX 1プラットフォームを使用したF140 AC1〔F:貨物用、140:最高速度、AC:交流用〕型をスイス乗入仕様とした機体を2002年年以降Re482形〔TRAXX 1プラットフォームを使用したものは通称Re482.1形と呼ばれる〕として50両を発注〔当初の契約では12両が正式発注、6両はオプションであった〕して2003年までに35両の導入を進めていた。さらに、SBBカーゴでは貨物列車運行のさらなる効率化を図るために並行してイタリア乗入用の複数国対応機を導入することとなり、TRAXXシリーズの新しい4電源兼用プラットフォームであるTRAXX 2プラットフォームを使用したF140 AC2〔F:貨物用、140:最高速度、MS:交直両用〕型をRe484形として導入したものが本機であり、シーメンス社のユーロスプリンターシリーズの4電源対応機であるES 64 F4プラットフォームを使用したものがRe474形であるが、すでにRe482形やRe421形といったドイツ乗入対応機が充足していたため、コスト面を考慮してドイツ、オーストリア乗入用の保安装置を搭載〔同様に同じスイスのアルプス越えルートであるレッチュベルクルートを擁するBLS AGの貨物輸送部門であるBLSカーゴがイタリア乗入対応機として製造したRe486形はドイツ、オーストリア、スイス、イタリアの4ヶ国対応となっている〕せず、スイスおよびイタリアのみで運用されることとなった。本機は2003年に18両が発注〔当初の契約では12両が正式発注、6両はオプションであった〕されたほか、2005年には納期遅れのために6両がキャンセルされたRe474形の代替として3両が発注されて計21両が製造され、2005年からはスイスとイタリア間の国際列車の運行を担当するチザルピーノ〔Cisalpino、「アルプスのこちら側」を意味する〕に6両がリースされて国際旅客列車の牽引にも使用されている。本機は、Bo'Bo'の車軸配置およびVVVFインバータ制御による27パーミルで650tの列車を牽引可能な最大300kNの牽引力と、イタリア、スイスのそれぞれに対応した各種装備を持ち、車体、機械部分、台車、電機部分、主電動機の製造はすべてボンバルディア・トランスポーテーションが担当している。 なお、並行して導入されたRe482形の増備機も本機と同じ4電源兼用のTRAXX 2プラットフォームに移行したTRAXX F140AC2型のRe482.2形となっており、改造によりイタリア乗入対応とすることも可能となっている。 各機体の機番、製番、製造年、使用開始年月日、チザルピーノ機番、機体名は以下の通り
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SBBカーゴRe484形電気機関車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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