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SEGAHIKARU(セガヒカル/ヒカル)は、セガ(後のセガ・インタラクティブ)が開発したアーケードゲーム基板。 == 概要 == MODELシリーズの延長線上に位置するセガ完全オリジナルCGボード。基板全面に多数のカスタムチップを搭載した豪華な構成になっている。業界で初めてフォンシェーディングを実現し、ジオメトリ機能や各種エフェクト機能をハードウェア機能でサポートしているためCPUにかかる負担が少ない。半透明ポリゴン処理能力はNAOMIの4倍以上あり、重ね合わせることによって『消防士』のような独特の水や炎の表現が可能になる。またHIKARUの名前の由来にもなった光源数の多さは、フォンシェーディングと併用することによって発色の美しいCG映像を実現している。 サウンド機能はチップ、RAM容量ともNAOMIと同様の構成となっている。 価格がNAOMIと比べて高価なため、専用大型筐体ゲームのみに使用された。 同ボード使用作品には描画表現の美しい個性的なものが揃っており、異色のハイエンド基板としてマニアには知られている。しかし、セガの主力基板がMODEL3からNAOMIへ移行する時期に登場しただけに、『電脳戦機バーチャロン フォース』という代表作はあるものの、全体的な作品数は少なく一般的な知名度は低い。また、稼働開始から9年の時を経てようやく家庭用移植が実現した前述の『バーチャロンフォース』を除いて家庭用移植されているタイトルが一切ないため、経年によりインカムが落ちている現在では店舗にてプレイできる作品はかなり少なくなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SEGAHIKARU」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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