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SICP ( リダイレクト:計算機プログラムの構造と解釈 ) : ウィキペディア日本語版
計算機プログラムの構造と解釈[けいさんきぷろぐらむのこうぞうとかいしゃく]
計算機プログラムの構造と解釈』(''Structure and Interpretation of Computer Programs''。原題の略称SICPがよく使われる)は、1985年にMIT出版から刊行された、計算機科学分野の古典的な教科書。著者はマサチューセッツ工科大学 (MIT) の教授ハル・アベルソンジェラルド・ジェイ・サスマン、ジェラルドの妻ジュリー・サスマン。かつてMITコンピュータ科学科の6.001として知られるプログラミングの入門講義で使われていた〔"The End of an Era" 〕。第2版(ハードカバー版 ISBN 0-262-01153-0、ペーパーバック版 ISBN 0-262-51087-1)が1996年に刊行された〔Structure and Interpretation of Computer Programs - 2nd edition 〕。計算機科学の古典として広く認められている。
表紙に魔術師が描かれているため''魔術師本''(''Wizard Book'')としても知られ、まれに表紙の色をとって紫本(''Purple Book'')とも呼ばれる。
プログラミング言語LISPの方言Schemeが用いられ、抽象化再帰インタプリタメタ言語的抽象といった計算機科学の概念の真髄が説明されている。
第二版の和田英一による日本語訳(ISBN 978-4894711631)がピアソン桐原から2000年2月に発売された〔計算機プログラムの構造と解釈 第二版 - 和書 〕〔奥乃博 Introduction to Algorithms and Data Structures (SICP, 計算機プログラムの構造と解釈), 2013 〕。、和田はHTML版を公開した〔http://sicp.iijlab.net/〕。。。その後2014年5月に翔泳社より再版されている〔http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798135984〕。
==評価==
出版後短期間のうちに米国や世界各地の学校で最初の講義に使われるようになった。MIT Press の Bob Prior によればSICPは最初の5年で4万5000部売れた〔。
はSICPがSchemeを採用したことを1987年に批判したが関数型を重んじた点は評価した〔 Parkin, Adam Robert Educational gems: an exploration and evaluation of a visual functional programming environment 2010〕〔Philip Wadler A critique of Abelson and Sussman - or - Why calculating is better than scheming 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「計算機プログラムの構造と解釈」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Structure and Interpretation of Computer Programs 」があります。




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