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『SIREN:New Translation』(サイレンニュートランスレーション)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)が開発および発売したPlayStation 3用のホラーゲーム。『SIREN』シリーズの第3作である。 日本国外での名称は「Siren: Blood Curse」。 == 概要 == 舞台は第1作『SIREN』と同じ羽生蛇村であるが、第1作および『SIREN2』が日本人のキャラクター主体であるのに対し、本作はアメリカ人のキャラクターを主体とした物語作品になっている。ストーリーに関しても第1作を踏襲しつつ、それを一度分解しキャラクターを変えて再構成した「新訳」(New Translation)という形が取られた。そのため、本作は『SIREN』の世界での正史ではなく、第1作を元に作られたフィクション的な位置づけである(『SIREN2』でいう平行世界での出来事とも取れる)。外国向けに作られた作品であるためか、敵のモチーフ等も外国人が嫌悪しやすい昆虫に変えられていたりとハリウッド映画のような良くも悪くも分かりやすい演出が加えられている。 ストーリーは一本道化され、「リンクナビゲーター」「終了条件の概念」は廃止された。全体が12のエピソードに分かれて構成されている。また、それぞれのエピソードにはオープニング(あらすじ)と次回予告が挿入される。上記の変化を踏まえ、正式発売に先駆けた「先行ダウンロード販売」が行われた。これはあらかじめダウンロードされた本編が7月24日の発売日に向けて1日1エピソードずつ解禁されていく仕組みで、全国のユーザーがその都度情報を共有しつつエンディングに向かって足並みを揃えて進んでいく、という楽しみ方を可能にする試みであった。 また、公式ページでは「エピソード0」が公開され、こちらも発売日に向けて1日1チャプター(全13回)ずつ公開された。「エピソード0」では日本のテレビクルーが本編と同日に羽生蛇村を訪れるという設定である。現在は閲覧不可。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SIREN:New Translation」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Siren: Blood Curse 」があります。 スポンサード リンク
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