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SIRIUS ( リダイレクト:シリウス ) : ウィキペディア日本語版
シリウス


シリウス (Sirius) は、おおいぬ座α星おおいぬ座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ。太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星である。オリオン座ベテルギウスこいぬ座プロキオンともに、冬の大三角を形成している。冬のダイヤモンドを形成する恒星の1つでもある。
== 概要 ==

シリウスは、シリウスA及びシリウスBの2星からなる実視連星である。かつては一つの星と考えられていたが、1844年ドイツの天文学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセルが軌道の揺らぎを観測し、伴星の存在を推定。のちにシリウスBと呼ばれるその伴星の姿は、1862年1月31日アメリカの望遠鏡製作者アルヴァン・グラハム・クラークによって初めて観測された。
実視連星といっても、主星(シリウスA)と伴星光度差が極めて大きく、また近くにあるため、伴星が主星の光で遮られてしまい、小さな望遠鏡で伴星を見るのは無理である。なお、伴星シリウスBは2番目に発見された白色矮星である〔
〕。
この連星系は太陽系から5番目に近い恒星系である。
なお、古代エジプトでは、ナイル川の氾濫時期を知らせてくれる星として、非常に重要な働きをしていた(エジプト神話・ナイル川およびソプデトを参照の事)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sirius 」があります。




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