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SISIテスト
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SISIテスト
SISIテストあるいはSISI検査 (英語:)とは聴力検査の一種で、患者の難聴が内耳性の難聴であるかを検査するために行われる〔『聴覚検査の実際』p62-66〕。 == 概要 == メニエール病などの内耳性の感音性難聴では聴覚の補充現象が出ることが多い〔『新臨床耳鼻咽喉学 2巻ー耳』p429〕。聴覚の補充現象では閾値音量(聞える最低限の音量)を超えると急速に聞える音の大きさの変化の割合が実際の音の大きさの変化の大きさより拡大して感じられる〔〔 『耳の病気の新常識』、p39-40〕。このことを利用して、閾値上20dBの持続音を被験者に聞かせ、その持続音を5秒に一回、200ms(1/5秒)1dBだけ音量を強くする。健常耳では1dB程度のわずかな音の大きさの変化には気が付かないが、補充現象陽性の耳だと閾値上の音の実際の大きさの変化以上に音の変化を強く感じるのでわずか1dBの音の大きさの変化も容易に感じることができる。この5秒に200ms(1/5秒)だけ1dB音量を強くことを20回あるいは100回程度繰り返し、音の大きさの変化に何回気が付いたかを調べるのがSISIテストである〔。 1dBの音の大きさの変化に気が付いた割合(SISIスコア)が健常耳だと15%以下であるが、SISIスコアが60%以上だと補充現象陽性耳だと推定される〔〔音楽家など特に聴覚の優れた人では健常耳であってもSISIスコアが高値を示すことがあるので注意は必要である。〕。特に補充現象が顕著であるメニエール病ではSISIスコアが90%以上を示すことが多い〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SISIテスト」の詳細全文を読む
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