|
FOMA SO905i(フォーマ・エスオー きゅう まる ご アイ)は、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)によって開発された、NTTドコモの第三世代携帯電話 (FOMA) 端末である。 == 概要 == * キャッチコピーは「Touch the Style ケータイの使い心地が、生まれ変わる。」と書くように、液晶の背面やメイン液晶の横にタッチキーを備えるなどして操作方法を工夫しており、ソニーのブラビアやウォークマンの技術を取り入れるなど、1年前のSO903i、SO903iTVそれぞれの長所を合わせた端末である。 * auのW53Sで復活したジョグダイヤルを「+JOG」として搭載。ドコモ向け端末としてはSO505i以来、約4年ぶり(ディスクジョグを含む場合、SO506iC以来約3年ぶり)の復活となった。電話帳、メール、フルブラウザなどでスピーディーな操作が可能になっている。さらに、従来のジョグとは構造が異なり、磁石を用いた非接点方式を採用しているため、よりスムーズで軽い操作感を実現したという。また、ダイヤルキーには凹凸のあるウェーブスクエアキーを採用しているため、指の腹でクリックすることが可能になった。 * ディスプレイは3インチフルワイドVGA液晶を搭載し、NTSC比約96%という高い色再現性を実現した。ソニー製液晶テレビ「ブラビア」の技術を採用し、さらにモバイルディスプレイ用高画質エンジン「RealityMAX」を搭載することで、高コントラストでメリハリのある映像を表現した。照度センサーも搭載されている。また3ユニットフロントスピーカーとして3つのスピーカーを端末に配置し、端末の向きに応じて2つのスピーカーから出力する。 * ワンセグ利用時の使いやすさも考えて、液晶を回転させて折りたたんだ状態にすると、液晶の横にあるビューイングタッチキーというタッチキーを使って、チャンネル操作や音量操作が可能になった。またこのタッチキーを使って、カメラ機能時のズームやフルブラウザのスクロールが可能。また背面にはワンセグ視聴時に置く場所にあわせて段階が変えられる2ステップワンセグスタンドというスタンドも搭載している。このスタンドは展開中に無理な力がかかると本体から外れて破損を防止するように設計されている。 * ウォークマンにも採用されている「Virtual Mobile Engine」を搭載し、最大約66時間の長時間連続再生が可能。ミュージック起動時に背面に浮かび上がり、直感的に操作が可能な「ミュージックタッチキー」を搭載。SOシリーズとして、初めてWMA再生に対応した。対応フォーマットには他に、HE-AAC、AAC、ATRAC Audio Device (ATRAC3, ATRAC3plus)、MP3(VBR対応)と、充実したものとなっている。イコライザだけでなく、VPTやクリアベース、ダイナミックノーマライザーも搭載しているが、これだけ音楽再生に特化した端末でありながら「ウォークマンケータイ」の愛称は冠せられていない。 * フルブラウザも大きく進化し、ブックマークやWebのアクセス履歴はサムネイル画像を表示することが可能になった。また、シームレスなwebアプリケーションを実現できるAjaxにも対応し、より多くのサイト閲覧が可能になった。テキストコピー機能なども搭載する。 * この端末はF905iやSO905iCSと同じく、音声認識は非対応である。 * 端末の色はブラック・ホワイト・レッド・シャンパンベージュの4色で、キーのバックライトは各色とも白色である。 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SO905i」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|