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SOLAR-C(ソーラー シー)は宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 (ISAS/JAXA) と自然科学研究機構国立天文台 (NAOJ) が中心となって計画しているである。 == 概要 == SOLAR-Cはひのとり (ASTRO-A)、ようこう (SOLAR-A)、ひので (SOLAR-B) に続く4機目の太陽観測機である。2007年度に次期太陽観測衛星検討ワーキンググループが設立されて以降、2つのプランの検討が進められていた。プランAはμ20イオンエンジンを使用して黄道面から離れ、可視光及びX線によって日震学的観点から前人未踏の太陽極域観測を行い太陽の内部構造を解析するというものであり、プランBは地球周回太陽同期軌道から、ひので以上の分解能を持つ望遠鏡を用いて、可視光及び紫外線による詳細な太陽観測を行い、光球・彩層・コロナの物理過程を解析するというものである。惑星間空間における観測となるプランAが選定された場合にはJAXA月・惑星探査プログラムグループ(JSPEC)が開発に協力することとなっていた。 どちらの案においても、アメリカ航空宇宙局(NASA)やヨーロッパ宇宙機関(ESA)が既に計画中の太陽観測機と連携することで、2020年代前半の極大期において大きな成果を挙げることが可能となるよう計画されていた。 SOLAR-Cワーキンググループは2011年度にプランBをSOLAR-Cとして選定した。また、プランAへの国際的な評価も高く、SOLAR-Dとしての実現を目指して検討を継続することも同時に決まった。 2012年1月時点で、NASA、ESA・欧州諸国と協力してSOLAR-C計画の詳細検討を行っていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SOLAR-C」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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