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SSADM(Structured Systems Analysis and Design Method、構造化システム分析・設計手法)とは、情報システムの分析と設計の手法の一種。イギリス政府の商務庁(の下部組織のCCTA)が政府内での技術利用のために1980年から策定している。その名称(SSADM、Structured Systems Analysis and Design Method)はイギリス商務庁の登録商標である。 == 概要 == システム設計の方法論はソフトウェア工学の一分野であり、情報に関する各種活動のフレームワークを提供することによってコンピュータシステムが特定の目的に使えるようにする。 SSADM はウォーターフォール・モデルの一種であり、厳密な文書を各工程で作成することを特徴とする。これはRADのような手法とは対極に位置する。 SSADMは具体的な体系であり、様々な開発手法の研究成果を取り入れている。主要開発メンバーは以下の通り: * Peter Checkland: システムズシンキングの一種である Soft Systems Methodology の開発者 * Larry Constantine: 構造化設計の研究者でデータフロー図の発明者 * Wayne Stevens: 構造化設計の研究者〔W. Stevens, G. Myers, L. Constantine, "Structured Design", IBM Systems Journal, 13 (2), 115-139, 1974.〕 * Chris Gane と Trish Sarson: ''Structured Systems Analysis: Tools and Techniques'' の著者 * エドワード・ヨードン: 構造化プログラミングにおけるヨードン法の開発者 * Michael A. Jackson: Jackson Structured Programming の開発者 * トム・デマルコ: 『構造化分析とシステム仕様』 (ISBN 4-8227-1004-1) の著者 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SSADM」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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