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STARTTLS(スタート・ティーエルエス)は、平文の通信プロトコルを暗号化通信に拡張する方法のひとつ。 STARTTLSは、IMAPやPOP3に対してはRFC 2595、SMTPに対してはRFC 3207、FTPに対してはRFC 4217、XMPPに対してはRFC 6120の5節、LDAPに対してはRFC 4511の4.14節、NNTPに対してはRFC 4642で規定する。 == 特徴 == 暗黙のTLS(またはSSL。以下単にTLS)では、暗号化通信のために専用のポートを割り当てなければならない。STARTTLSを利用すれば、専用のポート番号を割り当てずに、途中から平文の通信を暗号化通信に切り替えることができる。 TLSはアプリケーション中立である〔RFC 5246〕。 :TLSの利点の一つは、アプリケーションプロトコルから独立していることである。上位層のプロトコルから見てTLSは透過的である。しかしTLSは、標準では、セキュリティをどのように実装するかまでは規定していない。ハンドシェイクをどう始めるか、交換された電子証明書をどう解釈するかは、TLSより上位のレイヤの設計と実装に委ねられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「STARTTLS」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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