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燃焼室(ねんしょうしつ)は、燃料が燃焼する空間であり、熱機関に於いては燃焼(酸化)により熱エネルギーを発生する部位である。 == 内燃機関 == 内燃機関における燃焼室は、内燃室と呼ばれることもある。 燃焼で発生した高熱のガス(排気ガス)は、元々の燃料や混合気よりも遙かに大きな容積に膨張し、大きな圧力と熱量を放出する。例えば、ガスタービンの場合にはこの圧力を利用して軸に接続されたタービンブレードを回転させることが可能であり、ロケットエンジンの場合には噴射ノズルによって圧力が解放される方向を指定することで、圧力を推力として利用出来る。 レシプロエンジンなどは間欠燃焼であり、吸気によっても燃焼室表面の温度が下げられるのに対し、ロケットエンジンやジェットエンジン、ガスタービンなどは基本的に連続燃焼であり、燃焼室の冷却は機関の寿命に大きく影響する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「燃焼室」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Combustion chamber 」があります。 スポンサード リンク
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