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STUN : ミニ英和和英辞書
STUN

1.(驚き・喜びなどで)を当惑させる, 唖然とさせる, を気絶させる, を打ち負かす, びっくりさせる, 肝をつぶさせる, 気絶させる, ぼうっとならせる, 2.気絶, 衝撃, 失神


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stun : 1.(驚き・喜びなどで)を当惑させる, 唖然とさせる, を気絶させる, を打ち負かす, びっくりさせる, 肝をつぶさせる, 気絶させる, ぼうっとならせる, 2.気絶, 衝撃, 失神
stun gas : 催涙[錯乱]ガス
stun gun : スタンガン
STUN ( リダイレクト:STUN(Session Traversal Utilities for NATs)は、音声、映像、文章などの双方向リアルタイムIP通信を行うアプリケーションにおいて、NAT traversal(NAT通過)の方法の1つとして使われる標準化された(standards-based)インターネットプロトコルである。STUNプロトコルは、アプリケーションがNATの存在と種類とを発見し、リモートホストへのUDP(User Datagram Protocol)接続にNATが割り当てたグローバルIPアドレスとポート番号とを得ることを許す。STUNプロトコルが動作するには、インターネット上にSTUNサーバが存在する必要がある。STUNプロトコルは、RFC(Request for Comments) 5389に定められる。== 概要 ==STUNは、軽量なクライアントサーバ型のプロトコルである。STUNクライアントは、例えばVoIP(Voice Over IP)電話やインスタントメッセージクライアントなどのアプリケーションが有するプロトコルライブラリに含まれる。STUNクライアントは、NATによるIPマスカレードが行われるローカルネットワーク内で動作する。STUNを使用するホスト間で通信を行い始める際に、STUNクライアントはインターネット上のSTUNサーバにリクエストを送る。STUNサーバは、双方のSTUNクライアントのそれぞれのリクエストに対し、他方のパブリックIPアドレスとポート番号とを返す。数種類のリクエストの結果から、クライアントアプリケーションはNATのポート接合の有効時間を含む、NATの操作法を学ぶことができる。 NATデバイスは、アドレス及びポートマッピングの方式が異なるいくつかの種類で実装される。STUNは、全種類のNATで正常に機能するわけではない。STUNは、NATの主な4種類のうちフルコーン、制限コーン、ポート制限コーンの3種類で機能する。双方向性NATとも呼ばれ、企業などのネットワークで使われることの多い対称形NATではSTUNは機能しない。制限コーンまたはポート制限コーンの場合は、クライアントがエンドポイントにパケットを送らなければ、NATはエンドポイントからクライアントへのパケットを通すことを許可しない。対称型のNATでは、STUNサーバのIPアドレスはエンドポイントのIPアドレスとは異なり、STUNサーバへのNATマッピングはエンドポイントへのものとは異なる。STUNサーバは、通常3478番ポートでリクエストを待ち受ける。クライアントが通信相手の外部アドレスを見つけたならば、その相手との接続が可能となる。NATがフルコーンならばどちら側からも通信を始められ、NATが制限コーンまたはポート制限コーンならば双方が同時に通信を始めなければならない。STUNは、NATの後ろにあるホストがUDP接続を行う際に使用される。例えばRTPやSIPなどのプロトコルが、音声、映像、文章などのシグナリングトラフィックを転送する際にUDPパケットを用いる。想定されうるアプリケーションの使用状況において、双方のエンドポイントが共にNATの後ろにあることは一般的である。このような二重のNAT問題の解決はSTUNを用いても容易でなく、通常はアプリケーションプロキシサーバが必要とされる。 ) : ウィキペディア日本語版
STUN(Session Traversal Utilities for NATs)は、音声、映像、文章などの双方向リアルタイムIP通信を行うアプリケーションにおいて、NAT traversal(NAT通過)の方法の1つとして使われる標準化された(standards-based)インターネットプロトコルである。STUNプロトコルは、アプリケーションがNATの存在と種類とを発見し、リモートホストへのUDP(User Datagram Protocol)接続にNATが割り当てたグローバルIPアドレスとポート番号とを得ることを許す。STUNプロトコルが動作するには、インターネット上にSTUNサーバが存在する必要がある。STUNプロトコルは、RFC(Request for Comments) 5389に定められる。== 概要 ==STUNは、軽量なクライアントサーバ型のプロトコルである。STUNクライアントは、例えばVoIP(Voice Over IP)電話やインスタントメッセージクライアントなどのアプリケーションが有するプロトコルライブラリに含まれる。STUNクライアントは、NATによるIPマスカレードが行われるローカルネットワーク内で動作する。STUNを使用するホスト間で通信を行い始める際に、STUNクライアントはインターネット上のSTUNサーバにリクエストを送る。STUNサーバは、双方のSTUNクライアントのそれぞれのリクエストに対し、他方のパブリックIPアドレスとポート番号とを返す。数種類のリクエストの結果から、クライアントアプリケーションはNATのポート接合の有効時間を含む、NATの操作法を学ぶことができる。 NATデバイスは、アドレス及びポートマッピングの方式が異なるいくつかの種類で実装される。STUNは、全種類のNATで正常に機能するわけではない。STUNは、NATの主な4種類のうちフルコーン、制限コーン、ポート制限コーンの3種類で機能する。双方向性NATとも呼ばれ、企業などのネットワークで使われることの多い対称形NATではSTUNは機能しない。制限コーンまたはポート制限コーンの場合は、クライアントがエンドポイントにパケットを送らなければ、NATはエンドポイントからクライアントへのパケットを通すことを許可しない。対称型のNATでは、STUNサーバのIPアドレスはエンドポイントのIPアドレスとは異なり、STUNサーバへのNATマッピングはエンドポイントへのものとは異なる。STUNサーバは、通常3478番ポートでリクエストを待ち受ける。クライアントが通信相手の外部アドレスを見つけたならば、その相手との接続が可能となる。NATがフルコーンならばどちら側からも通信を始められ、NATが制限コーンまたはポート制限コーンならば双方が同時に通信を始めなければならない。STUNは、NATの後ろにあるホストがUDP接続を行う際に使用される。例えばRTPやSIPなどのプロトコルが、音声、映像、文章などのシグナリングトラフィックを転送する際にUDPパケットを用いる。想定されうるアプリケーションの使用状況において、双方のエンドポイントが共にNATの後ろにあることは一般的である。このような二重のNAT問題の解決はSTUNを用いても容易でなく、通常はアプリケーションプロキシサーバが必要とされる。
STUN(Session Traversal Utilities for NATs)は、音声、映像、文章などの双方向リアルタイムIP通信を行うアプリケーションにおいて、NAT traversal(NAT通過)の方法の1つとして使われる標準化された(standards-based)インターネットプロトコルである。
STUNプロトコルは、アプリケーションがNATの存在と種類とを発見し、リモートホストへのUDP(User Datagram Protocol)接続にNATが割り当てたグローバルIPアドレスとポート番号とを得ることを許す。
STUNプロトコルが動作するには、インターネット上にSTUNサーバが存在する必要がある。
STUNプロトコルは、RFC(Request for Comments) 5389に定められる。

== 概要 ==

STUNは、軽量なクライアントサーバ型のプロトコルである。
STUNクライアントは、例えばVoIP(Voice Over IP)電話やインスタントメッセージクライアントなどのアプリケーションが有するプロトコルライブラリに含まれる。
STUNクライアントは、NATによるIPマスカレードが行われるローカルネットワーク内で動作する。STUNを使用するホスト間で通信を行い始める際に、STUNクライアントはインターネット上のSTUNサーバにリクエストを送る。
STUNサーバは、双方のSTUNクライアントのそれぞれのリクエストに対し、他方のパブリックIPアドレスとポート番号とを返す。
数種類のリクエストの結果から、クライアントアプリケーションはNATのポート接合の有効時間を含む、NATの操作法を学ぶことができる。
NATデバイスは、アドレス及びポートマッピングの方式が異なるいくつかの種類で実装される。
STUNは、全種類のNATで正常に機能するわけではない。
STUNは、NATの主な4種類のうちフルコーン、制限コーン、ポート制限コーンの3種類で機能する。双方向性NATとも呼ばれ、企業などのネットワークで使われることの多い対称形NATではSTUNは機能しない。
制限コーンまたはポート制限コーンの場合は、クライアントがエンドポイントにパケットを送らなければ、NATはエンドポイントからクライアントへのパケットを通すことを許可しない。
対称型のNATでは、STUNサーバのIPアドレスはエンドポイントのIPアドレスとは異なり、STUNサーバへのNATマッピングはエンドポイントへのものとは異なる。
STUNサーバは、通常3478番ポートでリクエストを待ち受ける。
クライアントが通信相手の外部アドレスを見つけたならば、その相手との接続が可能となる。NATがフルコーンならばどちら側からも通信を始められ、NATが制限コーンまたはポート制限コーンならば双方が同時に通信を始めなければならない。
STUNは、NATの後ろにあるホストがUDP接続を行う際に使用される。
例えばRTPやSIPなどのプロトコルが、音声、映像、文章などのシグナリングトラフィックを転送する際にUDPパケットを用いる。
想定されうるアプリケーションの使用状況において、双方のエンドポイントが共にNATの後ろにあることは一般的である。このような二重のNAT問題の解決はSTUNを用いても容易でなく、通常はアプリケーションプロキシサーバが必要とされる。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「STUN(Session Traversal Utilities for NATs)は、音声、映像、文章などの双方向リアルタイムIP通信を行うアプリケーションにおいて、NAT traversal(NAT通過)の方法の1つとして使われる標準化された(standards-based)インターネットプロトコルである。STUNプロトコルは、アプリケーションがNATの存在と種類とを発見し、リモートホストへのUDP(User Datagram Protocol)接続にNATが割り当てたグローバルIPアドレスとポート番号とを得ることを許す。STUNプロトコルが動作するには、インターネット上にSTUNサーバが存在する必要がある。STUNプロトコルは、RFC(Request for Comments) 5389に定められる。== 概要 ==STUNは、軽量なクライアントサーバ型のプロトコルである。STUNクライアントは、例えばVoIP(Voice Over IP)電話やインスタントメッセージクライアントなどのアプリケーションが有するプロトコルライブラリに含まれる。STUNクライアントは、NATによるIPマスカレードが行われるローカルネットワーク内で動作する。STUNを使用するホスト間で通信を行い始める際に、STUNクライアントはインターネット上のSTUNサーバにリクエストを送る。STUNサーバは、双方のSTUNクライアントのそれぞれのリクエストに対し、他方のパブリックIPアドレスとポート番号とを返す。数種類のリクエストの結果から、クライアントアプリケーションはNATのポート接合の有効時間を含む、NATの操作法を学ぶことができる。 NATデバイスは、アドレス及びポートマッピングの方式が異なるいくつかの種類で実装される。STUNは、全種類のNATで正常に機能するわけではない。STUNは、NATの主な4種類のうちフルコーン、制限コーン、ポート制限コーンの3種類で機能する。双方向性NATとも呼ばれ、企業などのネットワークで使われることの多い対称形NATではSTUNは機能しない。制限コーンまたはポート制限コーンの場合は、クライアントがエンドポイントにパケットを送らなければ、NATはエンドポイントからクライアントへのパケットを通すことを許可しない。対称型のNATでは、STUNサーバのIPアドレスはエンドポイントのIPアドレスとは異なり、STUNサーバへのNATマッピングはエンドポイントへのものとは異なる。STUNサーバは、通常3478番ポートでリクエストを待ち受ける。クライアントが通信相手の外部アドレスを見つけたならば、その相手との接続が可能となる。NATがフルコーンならばどちら側からも通信を始められ、NATが制限コーンまたはポート制限コーンならば双方が同時に通信を始めなければならない。STUNは、NATの後ろにあるホストがUDP接続を行う際に使用される。例えばRTPやSIPなどのプロトコルが、音声、映像、文章などのシグナリングトラフィックを転送する際にUDPパケットを用いる。想定されうるアプリケーションの使用状況において、双方のエンドポイントが共にNATの後ろにあることは一般的である。このような二重のNAT問題の解決はSTUNを用いても容易でなく、通常はアプリケーションプロキシサーバが必要とされる。」の詳細全文を読む




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