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SYM-1 は、1978年ごろ Synertek が開発したワンボードマイコン。当初 VIM-1(Versatile Input Monitor)という名称だったが、法的な問題で1978年の4月から8月の間に改称された。 モステクノロジーの KIM-1 の競合製品であり、多くの点で共通する部分がある(搭載するマイクロプロセッサは同じ MOS 6502)。KIM-1 に対する優位点は、+5V の電源だけで動作できる点、ROM上の機械語モニタ、ROM/EPROMを挿入できるソケットを3つ備えている点、RAMを基板上で4キビバイトまで増設可能である点、RS-232シリアルポート、高速オーディオカセット記憶装置インタフェース(185バイト/s、KIM-1 は 8バイト/s)などである。また、基板上にバッファ回路があり、高電圧機器や大電流機器との接続が容易である。 SYM-1 特有の機能として、オシロスコープを接続でき、それをソフトウェアで制御して32文字表示のディスプレイとして使うことができた。 Synertek は、BASIC言語のROMやアセンブラ/エディタ (RAE) のROMを別売りしていた。また Eastern House Software と契約し、マクロアセンブラ/エディタ (MAE) を 8K ROM で販売していた。RAE や MAE を書いたのは、 Carl Moser である。MAE は SYM-1 だけでなく、他の MOS 6502 を使ったコンピュータ向けにも発売された(コモドール、アタリ、モステクノロジー、アップル)。 == 参考文献 == * 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SYM-1」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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