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株式会社サイゼリヤ()は、イタリアンファミリーレストランチェーン「サイゼリヤ」を運営する企業。「サイゼリア」と表記されることもある〔ネットメディアや店舗情報をまとめたサイトなど、様々な事例がある。参考:サイゼリアなど外食の挑戦 農家+経営力、低価格の源 - iza! (産経デジタル、2009年1月27日付、同年5月29日閲覧)、デリバティブ契約を解除、社長は減俸 サイゼリア - J-CASTニュース(2008年12月11日付、2009年5月29日閲覧)、サイゼリア埼大前店 - 埼大通り商店会〕が、正しくは「サイゼリヤ」である。 == 概要 == 現在の会長である正垣泰彦が、東京理科大学在学中に千葉県市川市八幡にある洋食店「サイゼリヤ」で勤務をしていたところ、経営者からその腕を認められ、大学4年生のときに店を譲り受けた。しかしその7ヶ月後に火事を出して休業となる。休業期間中に正垣は、これからはイタリア料理の人気が出ると判断し、洋食店からイタリア料理専門店に転換して店を再開したが、客足はぱったりと途絶えてしまった。正垣は、その原因は価格にあると考え、メニューを全て7割引で販売するという行動に打って出る。この判断が見事的中し、「サイゼリヤ」は行列が出来るほどの大繁盛となった。「この方針ならば売れる」と確信した正垣は、サイゼリヤを低価格路線に乗せ、現在の地位を確立していくこととなる〔よもやの不祥事で断行した「顧客の信頼」回復策 -サイゼリヤ (プレジデント、2011年5月30日号)2013年8月9日閲覧〕。なお、この店舗はサイゼリヤ1号店教育記念館として保存されている。ただし外部公開はされていない。 1973年(昭和48年)5月、正垣は株式会社マリアーヌ商会を市川市八幡に設立。それまで営業していた「レストランサイゼリヤ」のチェーン展開を開始し、千葉県を中心に出店を続けた。1987年(昭和62年)、商号を株式会社マリアーノに、1992年(平成4年)には株式会社サイゼリヤに変更した。 現在では900店を超える規模に成長。出店形式はビルイン型・ロードサイド・ピロティ型のほか、商業ビル・駅ビルテナント出店など、好立地なら物件を問わず、特に首都圏への出店を積極的に続けている。また、他社の競合店などが撤退した店舗に出店する際はその建物や看板など既存設備を利用するため、店舗の設計やロゴマークが描かれたポールサイン(看板)の形状は多彩である。 また、2005年(平成17年)8月24日から、ファストフード店の「イート・ラン」を運営しており、3店舗〔2008年現在。内訳は、十条店・川口店・青戸店。〕を運営している。このほか、ファストカジュアル店の運営も行っている。 2006年(平成18年)10月に発表されたサイゼリヤの既存店売上高が8年ぶりにプラスを計上した。2006年8月期の既存店売上高は前期と比べて3%増(客数が2.1%増、客単価も0.8%増)となった。既存店の業績低迷について従来は新規出店による売上げの増加でカバーしてきたが、メニューの品質向上やサービス向上などの成果が各店の固定客と売上げの増加に繋がったとされる〔「サイゼリヤ、1000店へ足場固め‐既存店、前期8年ぶり増収」(2006年10月25日、日本流通新聞朝刊)〕。 2013年(平成25年)11月現在、関東・関西・中京を中心に展開しており、北東北(青森県・岩手県・秋田県)・山陰2県・四国・福岡県以外の九州・沖縄には出店していない。福岡県には2010年(平成22年)に、山口県には2013年11月に、それぞれ初出店している(が、福岡県に関しては筑豊地方・筑後地方には2013年11月現在も未出店)。北海道については1992年(平成4年)に新札幌駅ビル内に初出店以来全く出店していないため1店舗しかなかったが、約20年ぶりに2号店を2012年6月7日に札幌駅北口店をオープンし、本格的な店舗展開を開始した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サイゼリヤ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Saizeriya 」があります。 スポンサード リンク
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