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関係データベース(かんけいデータベース、リレーショナルデータベース、英: relational database)は関係モデル(リレーショナルデータモデル、後述)にもとづいて設計、開発されるデータベースである。 現在では、データベースという語が関係データベースを指していることが多い。関係データベースを管理するためのソフトウェアを関係データベース管理システム (RDBMS) と呼ぶ。 Oracle Database、Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQL、DB2、FileMaker、H2 Database などのデータベース管理システム (DBMS) がサポートするのは関係データベースである。関係データベースに含まれないデータベースは、NoSQL などを参照。 ==関係モデル== 関係モデルはIBMのエドガー・F・コッドによって考案された〔E. F. Cood(1969) "A Relational Model of Data for Large Shared Data Banks" IBM Research Laboratory, California. 全文:http://www.seas.upenn.edu/~zives/03f/cis550/codd.pdf〕現在もっとも広く用いられているデータモデルである。複数の関係(リレーション)を基本的なデータ型とする。データベースの利用者は、クエリ(問い掛け)をデータベースに与え、複数の関係を連結させてデータを検索したり、変更することができる。 データは表に似た構造で管理され、複数のデータ群が関係(リレーション)と呼ばれる構造で相互連結可能である。関係は組(タプル、表における行に相当する)、属性(アトリビュート、表における列に相当する)、定義域(ドメイン)、候補キー(主キー)、外部キーなどによって構成される。SQLなどに代表されるデータベース言語(問い合わせ言語)を用いて、関係に対して制限・射影・結合・和・差・交わりなどの関係代数演算(集合演算を含む)ないし関係論理演算を行うことで結果を取り出す。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「関係データベース」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Relational database 」があります。 スポンサード リンク
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