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Serend : ウィキペディア日本語版
Serend[せれんど]

Serend(セレンド)は、インターネットから利用できるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。個々のユーザーが、日常の出来事や学校の話題から、趣味やスポーツのニュースまで、世の中で起こっているさまざまなトピックについて、100字以内のテキストの投稿を通じて「リアルタイム」に会話し、コミュニケーションを行う。日本のParmy社(代表取締役 納家一寛)が開発し、2009年6月にサービスを始めた。2011年4月からは、「同級生SNSのセレンド」とし、学校のつながりをひとつの軸とした実名コミュニケーションの場となっていた。2011年9月20日にサービス提供は終了した。公式発表では会員数300万人(2010年4月1日)、または5万人(2011年5月1日)とされていた。
== 概要 ==
セレンドはユーザーのつぶやきをベースとしたSNSである。セレンドでは、「日常」「ニュース」「スポーツ」「芸能」「IT」「音楽」などのカテゴリーがあらかじめ設けられている。ユーザーは、気になる情報や好きなカテゴリーの会話に気軽に参加することができる。
具体的には、個々の発言は100字以内で行われ、任意のウェブサイトURLや、画像を添付することができる。また、それぞれの発言に対して、他のユーザーがコメントすることができる。100字という仕様上の特徴から、スピーディーで直感的な「生の声」が投稿される傾向にある。
つぶやき以外にも、長文を投稿できる「ブログ」や今いる場所を投稿する「ココセレ」、ユーザー同士のやりとりの仕組みである「見えメール」「コピメール」「直メール」といったいくつかの投稿バリエーションが提供されており、目的に応じて利用されている。
セレンドは実名主義を掲げており、会員登録時に「名前」「性別」「年齢」「学校名」などを入力することが必須となっている。 これについては、「人と人がよりつながっていき、健全に交流していくためには、相手の身元が明らかであることが必要。これにより、自分がつながるべき人が誰であるのかが明らかになり、相手からも自分を探してもらいやすくなる」としている。
また、ユーザーはお互いの承認のもと、ともだち登録することができる。これによりお互いがコミュニケーションをとりやすくなるが、実名主義・学校登録というポリシーと相まって、学校を始めとした現実でのつながりがセレンド内でも形成される傾向にある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Serend」の詳細全文を読む




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