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『Shall we ダンス?』(シャル ウィ ダンス?)は、1996年(平成8年)1月27日に公開された日本映画。主演は役所広司と草刈民代。大映(現・角川映画)製作。 == 概要 == 社交ダンス教室を舞台としたハートフルコメディの傑作であり、興行的にも大成功を収め、日本アカデミー賞独占をはじめとする国内の数々の映画賞に輝いた。配給収入は16億円で、1996年の邦画第2位を記録。また、海外においても19ヵ国で公開され高い評価を得ており、米国においては200万人を動員し、アニメを除く日本映画の興行収入記録を更新。興行収入は約950万ドル〔Box Office Mojoより〕。2004年には、ピーター・チェルソム監督、リチャード・ギア主演によるリメイク『Shall We Dance?』が制作されるに至っている。 ビリー・ワイルダーが周防作品にコメントを残している。 また、周防監督は同作の探偵事務所のシーンで、キャロル・リードの「フォロー・ミー」へのオマージュを込めて同ポスターを飾っている。 本作の人気を受け、かつて日本では「時代遅れ」「何か怪しげ」と思われがちであった社交ダンスが見直され、一部に社交ダンスブームを巻き起こしたと言われている。また、“Shall we ダンス?”は社交ダンスの代名詞ともなり、テレビ番組ではこの語句を冠した様々な社交ダンス企画・番組が派生。最近では本作品名に近いタイトルの社交ダンス番組も登場した(“シャル・ウィ・ダンス?”を参照)。 この映画の撮影終了後、周防監督と、彼と意気投合した、岸川舞役の草刈民代が結婚した。 地上波テレビでは日本テレビ映画放送番組・「金曜ロードショー」枠で1997年3月28日に初放送され(水野晴郎が解説した最後の回である)、以後数年に1回の頻度で放送されるようになった。以降1999年2月19日、2001年2月2日、2004年1月23日、2005年5月6日、2006年3月24日と、合計6回放送された。視聴率は、1997年3月28日では27.4%、1999年2月19日放送分では26.7%と2回、20%超えを果たした。 なお米国版は、米国における本作の配給を担当したミラマックスが「上映時間が2時間を超える作品は米国内ではヒットしない」と強く主張し譲らず、一時は独自に編集を行ったバージョンを米国内で公開しようとしたため、結局監督の周防が折れる形で周防自らの編集により一部シーンがカットされ、やや強引ながら上映時間が2時間以内(正確には1時間58分34秒〔)に収められている。その経緯と詳細は、後に周防自らが著した『「Shall we ダンス?」アメリカを行く』(太田出版、1998年)に詳しく記されているが、周防は米国版について同書で「あくまでもアメリカであることを配慮した編集バージョンであるから、オリジナルを知る日本の方には観て欲しくない、というのが僕の本音である」と記している〔『「Shall we ダンス?」アメリカを行く』p.64〕。 第14回ゴールデングロス賞優秀銀賞を受賞。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Shall we ダンス?」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Shall We Dance? (1996 film) 」があります。 スポンサード リンク
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