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SmartSat-1[すまーとさっとわん]
SmartSat-1(スマートサットワン)とは独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が三菱重工業(MHI)と共同で開発し要素技術実証を目的としていた小型高機能人工衛星である。 == 概要 == 情報通信技術の急速な進展を背景として、地上設備との整合性確保のため、通信衛星への先進的通信技術の採用が求められるようになった。この前段階として軌道上での要素技術実証を行う目的で計画されたのがSmartSat-1である。NICTがミッション機器の開発を担当し、MHIがバス機器の開発及びシステムインテグレーションを担当していた。 打ち上げ機会をより多く得るため、衛星のサイズはH-IIAロケットやアリアン5のピギーバック衛星対応能力内に納められている。SmartSat-1のバス部は標準バス化されており、将来的に小型であることを生かし同時打ち上げによって衛星コンステレーションを構築することなども視野に入れて開発が進められていた。 2011年4月現在、衛星の開発は凍結されており、搭載予定だった再構成通信機の開発・評価のみ行われている〔2010 年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会 ''再構成通信機の開発'' 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SmartSat-1」の詳細全文を読む
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